柏崎市議会 > 2010-02-23 >
平成22年第1回定例会(第2日目 2月23日)
平成22年全員協議会( 2月23日)

  • "認知症疾患医療センター"(/)
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  1. 柏崎市議会 2010-02-23
    平成22年第1回定例会(第2日目 2月23日)


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    平成22年第1回定例会(第2日目 2月23日)                  目       次  開 議 時 刻 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 1 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 2 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 3 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 4 …………………………………………………………………………  7  日 程 第 5 …………………………………………………………………………  8  日 程 第 6 …………………………………………………………………………  9  日 程 第 7 ………………………………………………………………………… 11  日 程 第 8 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第 9 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第10 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第11 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第12 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第13 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第14 ………………………………………………………………………… 13  日 程 第15 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第16 ………………………………………………………………………… 15  日 程 第17 ………………………………………………………………………… 15
     日 程 第18 ………………………………………………………………………… 16  日 程 第19 ………………………………………………………………………… 17  日 程 第20 ………………………………………………………………………… 17  日 程 第21 ………………………………………………………………………… 17  日 程 第22 ………………………………………………………………………… 27  日 程 第23 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第24 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第25 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第26 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第27 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第28 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第29 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第30 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第31 ………………………………………………………………………… 59  日 程 第32 ………………………………………………………………………… 60  日 程 第33 ………………………………………………………………………… 60  日 程 第34 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第35 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第36 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第37 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第38 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第39 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第40 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第41 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第42 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第43 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第44 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第45 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第46 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第47 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第48 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第49 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第50 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第51 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第52 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第53 ………………………………………………………………………… 77  日 程 第54 ………………………………………………………………………… 81  散 会 時 刻 ………………………………………………………………………… 83  委員会審査報告書………………………………………………………………………… 83  署 名 議 員 ………………………………………………………………………… 86            平成22年第1回柏崎市議会定例会会議録 ───────────────────────────────────────             平成22年2月23日(火)第2日目 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 議事日程第2号             平成22年2月23日午前10時開議 第 1        会議録署名議員の指名 第 2(議第 9号) 職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例 第 3(議第10号) 原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金条例 第 4(議第11号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第 5(議第12号) 特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例 第 6(議第 1号) 平成21年度一般会計補正予算(第12号) 第 7(議第47号) 平成21年度一般会計補正予算(第13号) 第 8(議第 2号) 平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第 9(議第 3号) 平成21年度老人保健特別会計補正予算(第3号) 第10(議第 4号) 平成21年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第11(議第 5号) 平成21年度ガス事業会計補正予算(第4号) 第12(議第 6号) 平成21年度水道事業会計補正予算(第4号) 第13(議第 7号) 平成21年度公共下水道事業会計補正予算(第3号) 第14(議第 8号) 平成21年度農業集落排水事業会計補正予算(第3号) 第15(議第13号) 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及            び規約の変更について 第16(議第14号) 新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減            少及び規約の変更について 第17(議第15号) 二級河川の指定について(神成川) 第18(議第16号) 財産の取得について(土地) 第19(議第17号) 市道路線の廃止について 第20(議第18号) 市道路線の認定について 第21        市長の施政方針演説 第22(議第19号) 平成22年度一般会計予算 第23(議第20号) 平成22年度国民健康保険事業特別会計予算 第24(議第21号) 平成22年度老人保健特別会計予算 第25(議第22号) 平成22年度後期高齢者医療特別会計予算 第26(議第23号) 平成22年度介護保険特別会計予算 第27(議第24号) 平成22年度土地取得事業特別会計予算 第28(議第25号) 平成22年度墓園事業特別会計予算 第29(議第26号) 平成22年度ガス事業会計予算 第30(議第27号) 平成22年度水道事業会計予算 第31(議第28号) 平成22年度工業用水道事業会計予算 第32(議第29号) 平成22年度公共下水道事業会計予算 第33(議第30号) 平成22年度農業集落排水事業会計予算 第34(議第31号) 職員定数条例の一部を改正する条例 第35(議第32号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第36(議第33号) 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 第37(議第34号) 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 第38(議第35号) 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関            する条例の一部を改正する条例 第39(議第36号) 公営企業経営安定基金条例 第40(議第37号) 社会福祉政策審議会設置条例を廃止する条例 第41(議第38号) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第42(議第39号) 国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第43(議第40号) 後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 第44(議第41号) 高柳町保健センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例 第45(議第42号) 西山町いきいき館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条            例 第46(議第43号) 公民館条例の一部を改正する条例 第47(議第44号) 大崎温泉雪割草の湯設置及び管理に関する条例の一部を改正する            条例
    第48(議第45号) 都市公園条例の一部を改正する条例 第49(議第46号) 公の施設の指定管理者の指定について(高柳コミュニティセンタ            ー) 第50(議第48号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第51(議第49号) 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例 第52(議第50号) 教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正            する条例 第53(議第51号) 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条            例 第54        議会改革に関する特別委員会の中間報告 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員(30人)                  議 長(15番)斎   木   裕   司                  副議長(12番)飯   塚   寿   之  1番 片   山   康   夫     2番 宮   崎   孝   司  3番 持   田   繁   義     4番 中   村   明   臣  5番 入   沢   徳   明     6番 村   田   幸 多 朗  7番 砂   塚   定   広     8番 野   中   栄   司  9番 加   藤   武   男    10番 佐   藤   敏   彦 11番 池   田   千 賀 子    13番 吉   川   英   二 14番 霜   田       彰    16番 若   井   洋   一 17番 笠   原   浩   栄    18番 高   橋   新   一 19番 矢   部   忠   夫    20番 遠   藤       清 21番 本   間   厚   幸    22番 若   井   恵   子 23番 真   貝   維   義    24番 星   野   正   仁 25番 吉   野   芳   章    26番 荒   城   彦   一 27番 三 井 田   孝   欧    28番 五 十 嵐   直   樹 29番 梅   沢       明    30番 丸   山   敏   彦 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 欠  員(なし) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長    阿  部  忠  夫  事務局長代理  佐  藤  正  志 庶務係長    池  田  廣  文  議事調査係主任 武  本  俊  也 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 説明のため出席した者     市 長              会  田     洋     副市長              山  田  哲  治     総合企画部長           高  橋  敏  郎     財務部長             近  藤  清  信     市民生活部長兼復興管理監     北  原     惠     危機管理監            須  田  幹  一     福祉保健部長兼社会福祉事務所長  山  田     秀     産業振興部長           長  井  武  彦     都市整備部長           内  山     均     人事課長             山  田     茂     秘書広報課長           猪  俣  哲  夫     企画政策課長           本  間  敏  博     まちづくり推進室長        本  間  良  孝     文化振興課長           戸  田  要  一     財政課長             池  田  真  人     税務課長             春  日  俊  雄     防災・原子力課長         駒  野  龍  夫     市民活動支援課長         布  施     実     環境政策課長           内  山  保  明     クリーン推進課長         戸  澤  高  雄     国保医療課長           高  橋  昭  彦     観光交流課長           渡  部  智  史     商工振興課長           竹  内  昇  平     農林水産課長           小  暮     覚     都市整備課長           伊  藤     学     維持管理課長           渡  辺  健  治     高柳町事務所長          田  辺  正  通     西山町事務所長          近  藤  重  夫     会計管理者            三 井 田     隆     ガス水道局長           村  木  正  博     ガス水道局経営企画課長      清  水  紀  彦     消防長              須  田  正  明     教育長              小  林  和  徳     教育次長             赤  川  道  夫     教育委員会教育総務課長      遠  山  和  博     教育委員会学校教育課長      廣  川  正  文     教育委員会生涯学習・体育課長   星  野  正  行 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                午前10時00分 開議 ○議長(斎木裕司)  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は、30人です。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 1 会議録署名議員の指名 ○議長(斎木裕司)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、笠原浩栄議員及び遠藤 清議員を指名いたします。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 2(議第 9号) 職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例 日程第 3(議第10号) 原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金条例 ○議長(斎木裕司)  日程第2 職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例及び日程第3 原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金条例の2案を一括議題といたします。  総務常任委員長の報告を求めます。荒城彦一議員。 ○総務常任委員長(荒城彦一)  おはようございます。  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第9号及び議第10号について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  まず議第9号でありますが、本案は、審査の過程において、退職手当審査会委員の選任方法について、支給制限枠の取り扱いで執行猶予判決が出た場合について、特別職の退職手当の取り扱いについて、質疑や意見がありました。  討論においては、1人の委員から、次のような賛成の討論がありました。
     退職手当審査会を設置するため、今後、要綱を決めていくという説明があったので、これを早急に決めて要綱を議会側に提示していただくことを要望して賛成する、との討論がありました。  本案は、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第10号でありますが、本案は、質疑・討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(斎木裕司)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第9号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第9号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議第10号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第10号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 4(議第11号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(斎木裕司)  日程第4 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第11号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第11号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 5(議第12号) 特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(斎木裕司)  日程第5 特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第12号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第12号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 6(議第 1号) 平成21年度一般会計補正予算(第12号) ○議長(斎木裕司)  日程第6 平成21年度一般会計補正予算(第12号)を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、荒城彦一議員。 ○総務常任委員長(荒城彦一)  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第1号のうち付託を受けた部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は、審査の過程において、市民生活部及び消防本部所管部分では、全国瞬時警報システム整備事業の内容とFMコミュニティ放送の対応、自治総合センターコミュニティ助成事業の不採択とコミュニティ活動への影響、家庭ごみ有料化による指定ごみ袋作成委託料の減額、ごみ処理費用の削減効果と市の削減予測などについて、総合企画部及び財務部所管部分では、一時借入金等利子が減額となった理由と資金繰りの工夫、緊急雇用対策にかかわり非常勤職員雇用の状況、辺地共聴施設整備事業の整備状況と見込み、災害復旧債の残高、原子力発電施設等立地地域特別交付金に係る地域振興計画と財政計画の関係について、質疑や意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(斎木裕司)  次に、厚生常任委員長、笠原浩栄議員。 ○厚生常任委員長(笠原浩栄)  厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第1号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は、審査の過程において、地域包括支援センター業務補助職員配置事業での市の考え方と受託法人の対応、自立支援給付と地域生活支援事業の現状と全体の特徴、母子保健事業が大幅減額となった理由と分析、自殺対策で、国・県・市及び、男女別の自殺の現状と市の対応、地域自殺対策緊急強化事業の市の具体的な取り組みと周知の方法、自殺予防のためのメンタルヘルスの取り組み状況、まちかどオアシス「こころ」の相談件数と活動状況、老人在宅生活支援事業の除雪支援の対象世帯と支援世帯数などについて、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
     以上です。 ○議長(斎木裕司)  次に、文教経済常任委員長、若井洋一議員。 ○文教経済常任委員長(若井洋一)  おはようございます。  文教経済常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第1号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  本案は、審査の過程において、産業振興部関係では、コレクションビレッジの落雷に対しての根本的な対応の必要性、制度融資の利用状況と制度融資全体の体系、柏崎市の景気・雇用状況と制度融資以外の対策の要望や必要性などについて、質疑・意見がありました。  教育委員会関係では、松浜中学校グラウンドネット修繕について、その他の学校施設の設備を含めた点検や状態の把握、その対応などの管理体制、小・中学校の就学援助、奨励事業についての利用状況、周知・希望者の把握方法や所得制限などの制度設計の再考、奨学金制度の利用・償還の状況と奨学金基金への積み立てへの考え方、指定管理施設における管理代行料と利用料金減免との関係などについて、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(斎木裕司)  次に、建設企業常任委員長、池田千賀子議員。 ○建設企業常任委員長(池田千賀子)  建設企業常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第1号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は、審査の過程において、道路除排雪経費については、市民からの苦情の状況、課題の整理、市民とともに今後の対応策を考える必要性、関係機関との連携の必要性などについて、緊急雇用対策事業に関しては、定員を下回った原因、作業用具と安全について、事業の継続性に関する地元説明などについて、フロンティアパーク整備事業に関しては、事業費の区分、土地取得費の計上の仕方、土質調査の範囲などについて、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(斎木裕司)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  次に、厚生常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  次に、文教経済常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  次に、建設企業常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第1号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第1号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 7(議第47号) 平成21年度一般会計補正予算(第13号) ○議長(斎木裕司)  日程第7 平成21年度一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第47号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第47号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 8(議第 2号) 平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第 9(議第 3号) 平成21年度老人保健特別会計補正予算(第3号) 日程第10(議第 4号) 平成21年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(斎木裕司)  日程第8 平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から日程第10 平成21年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)まで、以上3案を一括議題といたします。  お諮りします。  本3案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第2号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第2号は、原案のとおり可決いたしました。
     次に、議第3号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第3号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議第4号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第4号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第11(議第 5号) 平成21年度ガス事業会計補正予算(第4号) 日程第12(議第 6号) 平成21年度水道事業会計補正予算(第4号) 日程第13(議第 7号) 平成21年度公共下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第14(議第 8号) 平成21年度農業集落排水事業会計補正予算(第3号) ○議長(斎木裕司)  日程第11 平成21年度ガス事業会計補正予算(第4号)から日程第14 平成21年度農業集落排水事業会計補正予算(第3号)まで、以上4案を一括議題といたします。  お諮りします。  本4案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第5号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第5号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議第6号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第6号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議第7号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第7号は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議第8号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第8号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第15(議第13号) 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減              少及び規約の変更について ○議長(斎木裕司)  日程第15 新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題といたします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第13号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第13号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第16(議第14号) 新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数              の減少及び規約の変更について ○議長(斎木裕司)  日程第16 新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてを議題といたします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第14号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第14号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第17(議第15号) 二級河川の指定について(神成川) ○議長(斎木裕司)  日程第17 二級河川の指定について(神成川)を議題とします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第15号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第15号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第18(議第16号) 財産の取得について(土地) ○議長(斎木裕司)  日程第18 財産の取得について(土地)を議題といたします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  ただいまから議第16号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第16号は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第19(議第17号) 市道路線の廃止について 日程第20(議第18号) 市道路線の認定について ○議長(斎木裕司)  日程第19 市道路線の廃止について及び日程第20 市道路線の認定についての2件を一括といたします。  本2件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定いたしました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  討論を終わります。  これより、議第17号及び議第18号の2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本2件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議第17号及び議第18号の2件は、原案のとおり可決いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第21 市長の施政方針演説 ○議長(斎木裕司)
     日程第21 市長の施政方針演説です。  市長が施政方針演説を行います。会田市長。 ○市長(会田 洋)  おはようございます。                平成22年度施政方針              ~復興そして新たな飛躍へ~  柏崎市長  会田  洋  はじめに  平成22年度当初予算をご審議いただくに当たり、私の施政方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまのご理解を賜りたいと存じます。  今年度は、中越沖地震からの本格的な復興に向けて大きく前進し、新たな飛躍を目指す年であります。市民の皆さまと力を合わせて、さらなる未来に向けて力強く市勢の発展を図ってまいります。  中越沖地震以来、国や県を始め多くの自治体・関係機関のほか全国の皆さまからの温かいご支援、市民の頑張りと努力により、着実に復興・再生を果たしてまいりました。引き続き「柏崎市震災復興計画」に基づいて事業を進め、この歩みを確実なものといたします。あわせて、今後の新たなまちづくりの方向性を定め具体的にこれを推進するために、平成24年度からの第四次総合計画後期基本計画の策定に着手いたします。  また、一昨年来のアメリカの金融危機に端を発した世界同時不況の影響を受け、昨年はかつて経験をしたことのない厳しい経済不況・雇用不安の中での一年でありましたが、今年度はその克服に向けた取組が極めて重要であります。今後の経済動向などもにらみながら、地域産業の活性化への支援、雇用の確保などに力を注いでまいります。  柏崎市は、昭和15年7月1日に市制を施行してから、今年で70周年を迎えます。多くの先人たちが柏崎の発展のために尽くされたご労苦とご努力に思いをいたし、記念の諸事業を通して、市民の連帯と支え合い、そして郷土愛を育み、市勢の発展に努めてまいります。  また、当市は本年1月1日に核兵器廃絶平和都市を宣言いたしました。世界の人々とともに、柏崎市民が一丸となって核兵器の廃絶と平和の推進に向けた取組を進めてまいります。  当市の財政は、二度にわたる震災を始め、世界同時不況の影響、政権交代に伴う国の政策転換などもあり、予測し難い厳しい状況にあることに変わりはありません。今後とも歳入の確保に努めながら、新たな行政改革の推進などにより歳出の抑制を適正に行うとともに、健全財政の維持に努めてまいります。  以下に、今年度の主要な施策について、その概要を申し上げます。  復興から飛躍へ  昨年9月には、復興公営住宅の完成などにより応急仮設住宅入居者全員の退去が完了し、被災者の住宅再建に一定の目途を付けることができました。また、被災者生活再建支援金の申請も被災者の99%を超え、早いペースで生活再建が進んでおります。  復興公営住宅については、高齢者等要支援世帯が多く入居していることから、関係機関と連携しながら見守り活動を実施しており、今後もこれを継続するとともに、入居者同士がお互いに支え合う新しいコミュニティ形成を支援してまいります。  えんま通り商店街については、地元の代表からなる「えんま通り復興協議会」を中心に、平成24年度を目途とした復興に向けての新たな動きが期待できます。通りの南側では、地元2店舗による共同建替事業が平成23年夏ごろの開業を目指しており、また、有料老人ホームとデイサービス機能を併設した介護福祉施設が、平成23年4月の開設に向け建設に着手することから、事業推進の一助として補助事業の導入や「ふるさと融資制度」の活用を図ります。なお、区域内に防災広場を整備するため、用地取得及び実施設計を進めます。  市制施行70周年の記念事業では、7月1日の記念式典を始め、「柏崎のあゆみ」写真展、市民大運動会などを予定するほか、ぎおん柏崎まつり海の大花火大会のスケールアップなど、コンパクトな中にも市民が復興と飛躍を実感できる事業を展開してまいります。  安心・安全なまち柏崎  〔医療と福祉〕  健康と医療に関する不安を取り除き、安心して暮らせるまちづくりに向けて、医療関係者とともに“地域医療・健康づくり”をテーマとした市民向けの医療フォーラムを実施します。病院群輪番制病院である刈羽郡総合病院が行う医療機器の整備と、同病院内に開設されている柏崎休日・夜間急患センターの運営について、引き続き助成を行います。また、高柳診療所を町事務所内へ移転・整備する事業に取り組みます。  財政状況が逼迫する国民健康保険事業については、経営基盤の強化を図る必要があるため税率改正を行います。なお、改正に当たっては、昨今の経済状況を踏まえ、課税額が著しく高くならないよう給付準備基金の取崩しを併用しながら、税負担の軽減に努めてまいります。  高齢者がいきいきと安心して暮らせる生きがいづくりや、要介護状態にならないための予防対策に積極的に取り組むとともに、在宅福祉サービスの確保と介護保険サービスの基盤整備を着実に進めます。小規模多機能型居宅介護施設3か所、グループホーム1か所、小規模特別養護老人ホーム1か所の整備に向け、事業者への支援を行ってまいります。この小規模特別養護老人ホームは、平成21年度末をもって廃校となる上米山小学校の校舎を活用することとしています。  認知症高齢者への支援を強化するため、認知症疾患医療センターと緊密に連携する担当者を、新たに地域包括支援センターに配置します。  障害者が地域で安心して暮らし、活動できるまちづくりを推進するため、平成23年度から27年度までを計画期間とする「第三次柏崎市障害者計画」を策定します。  〔子育て支援〕  乳幼児期から学童期の子育てや家庭教育について、一貫した支援を行うことを目的に、子ども課業務の大部分を教育委員会に移管します。これにより、保育園・幼稚園入園前から入園後、そして、小学校、中学校卒業までの子育て支援及び教育を途切れなく行うとともに、保護者等を対象とした家庭教育の取組も充実してまいります。  また、元気館の子育て支援センターには、子ども課元気子育て係と地域子育て係を新設し、保育園との連携を強化して地域での総合的な子育て支援の充実を目指してまいります。早期療育事業は、療育係を中心に障害者自立支援法に基づく児童デイサービス事業として、質の向上に努めます。  地域での子育て支援を推進するため、子育てサポーターの養成に取り組むとともに、子育てに不安や悩みを抱える親の孤立や虐待の防止に向け、新たに子育てピア・サポート事業を実施します。  また、子育てに係る情報提供や親同士の意見交換ができ、携帯電話からも容易にアクセスできる“子育て応援サイト”を立ち上げ、支援に向けた情報提供の環境を向上させます。  中学校卒業までのすべての児童を対象に、今年度1人当たり月額1万3千円の子ども手当を支給することとし、従来の児童手当は廃止となります。  〔市民生活の安心・安全〕  現代社会に潜むさまざまなトラブルから消費者を保護するため、これまでの「消費生活相談室」を「消費生活センター」に拡充します。相談員の増強と相談時間の延長に加え、生活情報の提供や啓発活動を強化するなど体制の充実を図ります。  あわせて、多重債務への対応など法律にかかわる市民相談の強化を図るため、市内に法律事務所を開設する弁護士に対する補助制度を設け、弁護士誘致に乗り出したいと考えており、その準備に入ります。  私たちが安全で安心して生活するためには、犯罪を抑止する機能の充実・強化と、たゆまぬ防犯活動が必要です。市民による防犯活動への支援と犯罪を未然に防止する環境の整備を強化するため、「(仮称)犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」の制定を目指してまいります。  地域における防災意識の高まりから、平成22年1月末日現在で自主防災組織は291組織(組織率95.1%)となり、中越沖地震以後飛躍的に増加しました。今後は、地域の防災訓練・研修への支援、防災学校の開校などを通じ、その充実・強化に努めます。  また、新たに災害時要援護者登録制度をつくり、地域での自助・共助を基本に、自主防災組織や町内会、民生児童委員、関係団体などの協力を得て、災害時における要援護者支援を強化します。  昨年、脅威となった新型インフルエンザについては、引き続き感染予防に十分注意する必要があるため、県や医師会などと連携を図り必要な対策をとるとともに、市民への情報提供に鋭意努めてまいります。  市民生活の足となる市街地循環バス「かざぐるま」は、新たに西本町、みなとまち海浜公園を経由する経路に変更して運行します。また、東市街地循環バスは愛称を「ひまわり」として本格運行するとともに、今後、低床型車両の配備を支援します。  昨年10月に再編を行った高柳地域と鵜川地域の公共交通は、路線バスの接続の改善などを行いながら試験運行を継続し、本年10月からの本格運行に備えます。また、西山地域の公共交通の再編については、平成23年度の実施に向けた運行計画の調整を行います。  平成23年7月の地上放送完全デジタル化に向け、地形難視聴地区において、引き続き国の補助事業により共聴組合への改修工事費の一部助成を行います。これにより市内のほぼ全地域で、地上デジタル放送を視聴することが可能となる予定です。  〔災害に強いまち〕  平成20年度に策定した「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、橋梁の予防的・計画的な修繕を引き続き進めるとともに、耐震設計上緊急に補強が必要な橋梁について今年度から耐震補強を実施します。  また、市内の都市公園は、高度成長期の昭和50年代前後に建設されたものが多く、老朽化が進んでいることから、今年度から「公園施設長寿命化計画」の策定に着手し、予防的・計画的な修繕により、施設の長寿命化と修繕コストの縮減に努め、安全確保を図ります。  昨年度改定した都市計画マスタープランに基づき、計画以来長期にわたって未着手となっている都市計画道路・公園の見直しを行うとともに、市が管理する道路について、予防保全型の維持管理への転換を目指すアセットマネジメントの取組について検討を進めます。  市街地治水対策として、新潟県とともに事業を進めてきました横山川等総合内水対策事業が最終年度となる今年度は、国道353号桂橋より上流部の横山川等の改修を行い、内水被害の軽減を図ります。  住宅の耐震化は、大規模地震発生時の倒壊を防止し、住民の生命を守るための重要な対策です。木造住宅耐震改修補助金を増額するとともに、改修未実施者への働きかけを行うなど、制度の活用を図ります。  西山給水区域拡張事業は、7か年継続事業の6年目を迎え、平成23年3月には、西山地域への給水を開始します。また、昭和13年3月に竣工し、その水源確保により本市発展の礎となった川内ダムについて、現行のダム構造安全基準を満たして、より高い安全性を確保するため、その改良工事を今年度から平成25年までの4か年継続事業で実施します。  中越沖地震による聖ヶ鼻付近の土砂崩落の影響で、配管の安全性に不安のある米山町配水管について、国庫補助事業として推進工法による安定化事業を実施します。  高柳地域及び西山地域の防災拠点である消防分遣所が老朽化したことに伴い、両町事務所内に分遣所を移転改築して円滑な災害活動ができるよう、平成23年4月の運用開始に向けて整備を進めます。また、クリーンセンターのごみ焼却場、し尿処理場及び夏渡の最終処分場の延命化を図るため、計画的な設備修繕に着手します。  〔原子力発電所〕  当市は、我が国のエネルギー政策の一翼を担い、原子力発電所との共存により地域振興を図ってきていますが、その前提となるのは発電所の安全性が確保されていることです。  中越沖地震により運転停止していた発電所のうち、7号機が昨年12月に、6号機が本年1月に営業運転を再開しました。残る号機については、まだ安全確認作業の過程にありますが、今後とも国が責任を持って安全性を確認するよう求めるとともに、県の技術委員会における評価結果なども踏まえ、運転再開については的確に判断してまいります。また、国や東京電力には、市議会を始め市民の皆さまに対して時機を失することなく、点検・確認作業についての丁寧な説明と十分な理解を得るよう要請してまいります。  原子力に関する安全・安心の拠り所である国の安全規制体制をより確かなものとするため、原子力安全・保安院の分離・独立について、引き続き国に働きかけてまいります。  中越沖地震発生後、私は、国に対してこの地震で得られた知見を基に地震発生のメカニズムや原子力発電所の耐震安全性に関する研究を推進すること、そして、その研究施設を当地域に設置することを求めてきました。その結果、昨年新潟工科大学構内に「原子力耐震・構造研究拠点」が整備されることに決まりました。この研究拠点は、新潟工科大学、独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)及び東京電力の3者が連携して、世界でも最先端の原子力発電所の耐震安全性等の調査研究を行うもので、本年秋にも「JNES柏崎耐震安全センター」が設置されます。この研究拠点での研究成果によって、柏崎刈羽原子力発電所がその規模だけでなく安全面においても世界一となることを期待するものです。  原子力防災に関しては、昨年、大規模自然災害との複合災害も想定し、地域防災計画を見直しました。今年度は避難誘導マニュアルなどの見直しを行うとともに、研修事業や防災訓練などを通じて、その充実・強化に努めてまいります。  産業の活性化と働く場づくり  〔産業振興と雇用〕  一昨年来のアメリカに端を発した世界同時不況は、瞬く間に実体経済に波及し、日本経済は一時記録的なマイナス成長となりました。依然として厳しい状況にある雇用情勢の一層の悪化と景気低迷が懸念されます。  当市の産業界においても例外ではなく、中越沖地震の傷がいえる間もなく不況の波を受け、主要企業の倒産など、柏崎地域全体の経済・雇用情勢の悪化をもたらしたところであり、依然厳しい状況に変わりありません。予算編成に当たっては、中小企業の資金繰りの円滑化を最優先に考え、設備・運転資金である地域産業活性化資金を増額するとともに、国の認定を受けた一部資金の信用保証料の全額補給については、適用期間を本年3月末から9月末まで半年間延長することとします。  また、厳しい雇用情勢を反映し、今春卒業予定の高校生の就職内定率が低迷している情勢にかんがみ、来年春卒業予定の高校生の就職を支援するため、雇用する事業所に助成金を支給する事業を盛り込みました。このほか、短期的な失業者の雇用機会の創出として、国の「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」や「ふるさと雇用再生特別基金事業」を活用して雇用創出を図ります。また、市の施策全般においても、新たな雇用が見込める分野の事業推進を図るため、庁内横断的なワーキングチームを立ち上げ、雇用創出に取り組んでまいります。  小松エスト跡地において、新しい商業施設「コモタウン柏崎」の本年7月中旬の開業に向けた本格的な工事が始まります。地元商業者との共存共栄による商業活性化を図るとともに、市内外からの集客力のある商業拠点としての役割と雇用の増大が期待されます。  また、地元商店街の特性を活かした誘客イベントや、同業種間の連携強化と活性化に取り組む活動を支援するとともに、意欲ある人材の育成、空き店舗対策に取り組みます。  柏崎フロンティアパークは、第1期分に続き、昨年6月第2期分の賃貸・分譲が開始され、全区画が対象となりました。株式会社東芝(電力流通・産業システム社)の新型二次電池「SCiB」新工場は、今春に工事着手、秋に竣工、来年春の操業開始の予定となっています。この東芝進出を大きな弾みに、更に多くの企業立地に結び付けるべく全力で取り組みます。  〔農業の活性化〕  昨年6月に平成の農地改革ともいわれる「農地法等の一部を改正する法律」が成立し、12月に施行されました。  また、農地制度の見直しに伴い、農業経営基盤強化促進法が一部改正され、新たに農地利用集積円滑化事業が創設されました。このため、農林水産課内に農地調整係を新設するとともに、財団法人柏崎市農業振興公社の在り方について関係団体と協議してまいります。  当市の農業を取り巻く環境は、高齢化の進展、後継者不足、米価の下落など依然として厳しいものがあります。農業の生産性を高め、複合経営の推進と所得の向上を図るためには、農地の基盤整備、いわゆるほ場整備の積極的な推進が必要です。現在のほ場整備率は43.8%で他市に比べ著しく立ち遅れていることから、今年度は南条地区を含め2地区で施工を進めます。あわせて、2地区の新規事業採択を目指すとともに、今後予定している地区の調査事業についても、国に強く要望し実施してまいります。  また、米作りについては、高品質を維持しながらブランド米の拡大が図られているところですが、米単作からの脱却と園芸品目の特産化を進めるため、引き続き「柏崎野菜」の掘り起こしと生産拡大のための補助を行います。このような園芸品目の販売拠点として、JA柏崎が開設する基幹的直売施設を支援し、地場産野菜の供給拡大と学校給食における地産地消や品目拡大を図ります。さらに、JA柏崎が計画しているラック式ライスセンターについて、担い手のこだわり米生産支援、大豆・そばの品質向上など地域農業振興施策として支援してまいります。  国営土地改良事業については、安定した農業用水確保のため農業用ダムの建設を進めてきましたが、栃ヶ原ダムと後谷ダムがいよいよ今年度の供用開始となります。これに伴い新たに生ずるダム管理については、二つの国庫補助事業を導入して管理を受託する柏崎土地改良区を支援します。市野新田ダムについては、引き続き早期着工に向けて努力してまいります。  〔観光の振興〕  観光産業の振興については、柏崎観光協会や柏崎地域観光復興推進協議会への支援を引き続き行いながら、震災復興基金の活用も視野に入れ、観光客の誘致に取り組みます。また、昨年のデスティネーションキャンペーンで得た成果や取組を継続し、更に各地域の特色を活かした観光地づくりを促進するため、県、各市町村、観光関係者で構成する(仮称)大新潟観光キャンペーン推進協議会に参画し、リピーター確保に向けた誘客事業に取り組みます。  市制施行70周年記念事業の一つとして、(仮称)柏崎の四季・写真コンテストを開催し、柏崎の自然・文化・祭りなどの写真を全国から募集し、優秀作品を観光PRに活用します。あわせて、24時間映画祭を招致し、柏崎を舞台に映画撮影を行い、柏崎の魅力をPRしてまいります。  近年、観光に対するニーズは、文化・史跡・食・自然・環境など多様化し、観光の形態も団体型から個人・小グループ型へと変化してきており、これに伴い観光目的も“見る観光”から“体験する観光”へと変わってきています。このため、柏崎市のみならず、他圏域との連携も必要となってきていることから、都市と農村を結ぶグリーンツーリズム事業や柏崎七街道事業の取組を推進してまいります。  〔エネルギーと環境〕  当市は、低炭素社会の実現に向け、国の「EV・pHVタウン構想」のモデル地域に指定されました。これを契機に、市内での電気自動車等の初期需要の創出を図ることを目的に購入補助事業を実施します。あわせて、電気自動車等に関連する地域産業の活性化を図るため、地元産業界が設置した「電気自動車研究会」に対して、関連技術の習得や関連産業の参入などの取組に新たに支援するとともに、電気自動車等への理解を深めることを目的としたシンポジウムを開催し、普及啓発を図ります。  地球温暖化対策の一環として、新エネルギーの普及に向け、住宅用太陽光発電システムの設置を引き続き支援してまいります。また、バイオマスタウン構想を基に、市有施設のみでなく民間施設における木質ペレット燃焼機器やBDF発電設備など、化石燃料に代わる環境への負荷が少ないバイオマス資源利活用の拡大を図ります。  人づくりとスポーツ振興  小中一貫教育の推進を図るため、小学校教育と中学校教育とが共通した理念の下で滑らかにつながり、子どもたちが義務教育の9年間を充実して学べるよう、引き続きその体制づくりや環境整備を支援し、魅力ある学校づくりを進めます。  教育委員会では、2年間にわたって審議された学区等審議会の答申に沿って、学校区の見直しと学校統合を進めることとしています。これに伴い、やむなく廃校となる施設や跡地については、その活用策を地域の皆さまとともに検討してまいります。  昨年のトキめき新潟国体開催を契機に、市民のスポーツに対する関心が広がりを見せ、競技力向上への期待も高まっています。この機運を活かし新たにスポーツ振興課を教育委員会に設置し、関係団体とも協力しながら、生涯スポーツ、競技スポーツの一層の振興を図り、スポーツが盛んなまちづくりを目指します。また、西山地域に設立される、地域住民の自主的・主体的な活動により多世代が多目的に楽しく取り組める、総合型のスポーツクラブの運営を支援します。  枇杷島小学校改築事業は2か年継続工事の最終年度となり、平成23年1月の完成を目指します。北条南・北小学校の統合小学校である北条小学校を、北条中学校敷地内に改築することとし、小中一貫教育推進に向けた環境を整備します。初年度としての今年度は、基本設計・地質調査等を実施します。また、学校施設の耐震化については、小学校2校の耐震補強工事と小学校1校の耐震診断を実施します。  新潟産業大学、新潟工科大学と柏崎市は、昨年5月に連携協定を締結しました。今後とも、研究機関としての活用や「かしわざきこども大学」での体験型事業の実施などのほか、地域産業の振興に向けて連携・協力関係を一層深めます。学生確保や卒業生の地元定着を図るために、二大学と地域・地元企業との連携体制づくりに向けた取組も進めてまいります。  まちづくりには、それを中心となって支える人材が重要です。「まちづくり元気塾」を開設し、豊かなアイディアを持ち行動力のあるまちづくりリーダーを発掘します。また、元気なまちづくり事業補助金を創設し、市内で活動する団体、町内会、コミュニティ等が自主的・主体的に行う意欲的な事業に対して助成します。市民活動がより活発に行われ、元気あふれる事業が増えることによって、地域づくりの輪が広がることを期待します。  現在の「かしわざき男女共同参画プラン」の計画期間が、今年度までとなっています。市民意識調査を実施しながら、男女共同参画の視点に立った施策を、より明確に立案・実施・評価できるよう次期プランを策定します。  魅力あるまちづくり  日本石油加工跡地の土地区画整理事業は、独立行政法人都市再生機構が本年1月29日に国の事業認可を得たことにより、4月から防火水槽工事に着手し、8月には整地、道路築造など区画整理の本格的工事が始まります。平成23年度末の完工を目途に基盤整備を進め、当エリアを中心市街地活性化の先導拠点として位置付け、複合的な都市機能の導入を図りながら、中心市街地のにぎわいを創出してまいります。  また、中越沖地震からの復興のシンボルとして、市民の芸術文化活動の中核施設として計画を進めている新市民会館は、5月末に実施設計を完了し、その後の諸手続を経て、10月からの建設工事着手を予定しています。なお、新市民会館や隣接する防災公園から、線路を挟んだ南側へのアクセス路として計画している南北連絡歩道橋の実施設計にも着手します。  昨年6月に再オープンした国指定文化財・名勝「貞観園」では、園内の茶室の修復とその周辺の庭園整備を、今年度から平成26年度までの5か年計画で実施します。これに対する支援を、国・県とともに行います。  また、地震により大きな被害を受けた飯塚邸について、その修復方法等を検討してきましたが、全体として文化財的価値の保存に努め、歴史的建造物としての風情を残しながら、一方で可能な限り修復期間の短縮と費用の抑制を図ることとし、今年度建物等の現況実測調査及び解体・組立の実施設計に着手します。  平成26年度に迫った北陸新幹線の長野・金沢間の開業によって、柏崎地域が鉄道交通体系の谷間になることなく、上越・北陸両新幹線の活用によって高速鉄道交通体系の利便性の効果が十分に得られるよう取り組んでまいります。そのためには、二つの新幹線を結ぶ信越本線の利便性の維持・向上や利用の促進など、機能強化と活性化が必要です。上越新幹線直行特急早期実現期成同盟会の組織や活動の強化・拡充を含めて、新潟県や長岡市、上越市など沿線の関係各地域、産業界とも連携しながら、全県的な課題としてその枠組みを更に広げた取組を考えてまいります。  国道8号柏崎バイパス事業は、茨目・田塚方面の事業用地について本年3月末までにおおむね8割の取得を完了します。国の予算付けが大変厳しい中ではありますが、国への積極的な要望を継続しながら、今年度は事業所を含めた用地取得の継続と(仮称)新鵜川橋の完成に向けた工事の進捗を図ります。  健全財政と行政改革  〔健全財政〕  二度にわたる震災対応により本市財政が危機的状況となったことから、健全財政維持の見通しを立てるため、平成20年11月に財政計画を策定したところです。しかし、一昨年来の世界同時不況に端を発した税収の落ち込み、ガス事業の民営化延期、政権交代による地方財政を取り巻く環境の変化など、計画の前提条件がこの1年の間に大きく変わりました。そのため、これらの変動要因を考慮して、財政計画の修正を行ったところです。ガス事業の民営化延期により、ガス事業の災害復旧事業債償還金に対する繰出しが、今年度以降一般会計にとって大きな負担となります。その一方で、上水道給水に伴う刈羽村からの負担金、そして、私がかねてから国に要望してきた原子力発電施設等立地地域特別交付金など、新たな財源の確保に努めた結果、財政調整基金及び減債基金の活用により引き続き計画期間中は赤字を回避できる見通しです。  また、市民生活に影響する水道料金については、今年度値上げの予定でしたが、刈羽村への給水が確定したことから、この負担金の活用とともに、更なる経費の節減を図ることで、今後3年間程度は現行料金に据え置くこととします。  一方、今年度の予算においては、新市民会館の建設に伴う合併特例債の増加など、本格的な復興や、新たなまちづくりの推進のため、市債残高の増加が避けられないことから、充当事業の精査を図り、交付税措置などの財政的メリットの少ない一般市債に極力頼らないこととしました。あわせて、21年度予算で実施した経常費の15%削減を継続し、財政の建て直し・健全化に向け細部にわたって無駄の排除に心がけ編成したところです。
     なお、総人件費の抑制については、引き続き市長の給料の20%を、副市長については15%を削減するとともに、全職員の給料の3%削減、部課長の管理職手当の10%削減について、今年度から更に3年間継続して実施します。  以上申し上げた施策を含む平成22年度の当初予算規模は、一般会計が523億6千万円、前年度比1.9%の減となりました。また、特別会計と企業会計が合計363億8千143万4千円、合わせますと総予算額は887億4千143万4千円、前年度比0.6%の減となりました。  〔行政改革の取組〕  第三次行政改革大綱の終了に伴い、新たに今年度から平成24年度までを計画期間とする「行政改革推進計画」をスタートさせ、更なる行財政改革と、最小の経費で最大の効果をもたらす行政運営に取り組みます。具体的には、市役所のスリム化、行政サービスの質及び職員の資質の向上、市の所有する施設の見直しと適切な管理など、簡素で効率的な自治体運営の実現を目指します。  民営化の取組については、本年3月に策定する保育園整備基本方針に基づき、平成24年度に二つの保育園を民営化できるよう進めると同時に、園児数が著しく減少する見込みの保育園については統廃合の検討を行います。さざなみ学園についても、平成24年度の民営化を目標に社会福祉法人との協議を進めます。  平成17年5月の市町合併時に策定した「第三次定員適正化計画」が、平成21年度をもって終了いたします。この計画において目標としていた、平成22年4月1日における職員数1,028人については既に達成しております。本年3月策定予定の第四次定員適正化計画においては、行政改革を更に推進し、平成27年4月1日における職員数を900人とする目標を掲げ、それに向って努力してまいる所存です。  なお、職員研修を更に計画的・体系的に進め、市職員の意識改革や能力開発を図ることによって行政サービスをより充実させるとともに、コンプライアンスを高め、組織全体として高い成果を生み出す行政経営に努めてまいります。  むすび  私たちは、先人・諸先輩が幾多の苦難に立ち向かってきた努力に、決してひけをとらない力強さで、二度にわたる震災や相次いだ自然災害を乗り越えてきました。市制施行70周年というこの節目となる年に、その力強い市民力を“復興から新たな飛躍に”向けて発揮し、いま直面している困難を乗り越え、さらなる未来に向かって大きく羽ばたきたいと考えています。  私は二期目の就任に当たり、マニフェストにおいて柏崎市が復興を通して目指すべきこれからのまちづくりの目標として、「災害に強い安心して暮らせるまち」「低炭素社会をめざすエネルギーと環境のまち」「教育・文化・スポーツが盛んなまち」の三つを掲げました。  それに基づく50の重点施策については、これまでかなりのスピードで達成をしてきたものと考えています。引き続き、私が約束した公約でありますマニフェストの実現に向けて、市民の皆さまと力を合わせ積極・果敢に各施策を実行してまいります。  時はまさに“地方の時代”に向かってとうとうと流れています。『地域のことはその地域に住んでいる者が自らの意思で決める。』この地方自治の精神を踏まえ、地方が自立してその力を発揮することが大切であり、地方が良くなることが、これからの日本、将来の日本の発展につながっていくものと確信いたします。国と地方との関係は、常に問い直しが必要であります。自立した住みよい地域づくりを進めていくためにも、道は自ら切り開くものであり、そのような知恵と努力なくして未来を展望することはできないと考えます。  平成17年5月1日の高柳町、西山町との合併により新生柏崎市が誕生して5年、新たな魅力を加えた柏崎市でありますが、今年度も引き続き地域の一体感を醸成しながら、安心と元気と希望が持てるまちを目指し、市民の皆さまの力を結集してさらなる飛躍・発展の年にしてまいります。  議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げ、私の施政方針といたします。  どうもありがとうございました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第22(議第19号) 平成22年度一般会計予算 ○議長(斎木裕司)  日程第22 平成22年度一般会計予算を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  まず最初に、財務部長。 ○財務部長(近藤清信)  議第19号平成22年度一般会計予算の財務部所管部分について、御説明を申し上げます。  最初に、本論に入ります前に、地方公共団体の予算編成及び、財政運営の指針となっております地方財政計画につきまして、参考までに、その概要を御説明いたします。  配付をさせていただきました、予算資料2「平成22年度地方財政計画の説明」という資料をごらんいただきたいと思います。  まず、1ページの策定方針でございますが、極めて厳しい地方財政の現状及び現下の経済情勢等を踏まえ、「地域のことは、地域で決める」、地域主権の確立に向けた制度改革に取り組み、地方財政の所要の財源を確保することで、住民生活の安心と安全を守るとともに、地方経済を支え、地域の活力を回復させていくという基本理念に立ち、歳出面においては、景気全般について、徹底した節減合理化に努めるとともに、当面の地方単独事業の実施に必要な歳出及び地域ニーズに適切にこたえるために、必要な経費を計上することとしています。  歳入面においては、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額の確保を図ることを基本として、過去最大規模の財源不足について、地方財政の運営上、支障が生じないよう、適切な補てん措置を講ずることとしております。  以下、当市に直接関係のあるものについて、簡単に御説明を申し上げます。  次の、1の地方税につきましては、個人住民税における扶養控除の見直し、軽油引取税等の10年間の暫定税率を廃止した上で、当分の間、現在の税率水準の維持、地方のたばこ税の税率の引き上げ、税負担軽減措置の整理合理化等を行うこととし、所要の措置を講ずることとしております。  その下、2につきましては、地方が自由に使える財源をふやすため、地方財源不足見込み額について、地方財政の運営に支障が生ずることのないよう、補てん措置として、(1)で、財源不足の補てんとして、国と地方の負担措置等について、(2)において、平成22年度の財源不足額を補てんする手段として説明をしており、次のページ、(3)で、結果として、平成22年度の地方交付税が前年度比6.8%増となったということが記載をされております。  続いて、3においては、地方団体の地方債資金の確保及び地方債計画の規模について、記載がされております。  4では、特別枠である地域活性化・雇用等臨時特例費による財源の重点的配分について、5で、地方団体の公債費負担の軽減措置について、6で、公営企業会計への一般会計繰り出しについて、7で、地方財政運営の合理化について、記載がされているものであります。  続いて、3ページ、4ページは、地方団体の歳入総額の見込み額とその内訳についてであります。  平成22年度の地方財政規模は、前年度比4,289億円減の82兆1,268億円をもって計画をされております。  当市の予算と関係のある項目について申し上げますと、地方税は、前年度比10.2%の減を見込んでおります。  Ⅱの地方譲与税は、前年度比31.1%の増となっております。  Ⅲの地方特例交付金は、前年度比17.1%の減、Ⅳの地方交付税は、地域活性化・雇用等臨時特例費の創設などにより、1兆733億円増額で、前年度比6.8%の増、Ⅴの国庫支出金は、前年度比12.3%の増となっております。  4ページにまいりまして、Ⅵの地方債は、臨時財政対策債の大幅な増により、前年度比14.0%の増が見込まれております。  次に、5ページでございますが、地方団体の歳出総額の見込み額と、その内訳について、記載がされているものでありますけども、説明は省略させていただきたいと思います。  以上、当市の予算審議の参考までに、その概要を申し上げましたが、これは、あくまでも地方全体を通しての計画でありまして、申し上げるまでもなく、個々の市町村には、それぞれの特有な事情もあるため、この点も含めて御理解をお願いいたします。  次に、当市の一般会計予算について、申し上げます。  最初に、総括的なことを、お手元に配付させていただきました、予算資料1に基づいて、説明をさせていただきたいと思います。  1ページの上段でありますが、各会計別予算額ということで、一般会計、特別会計及び企業会計ごとの予算額等を記載してございます。  その下の表でありますが、一般会計予算の財源内訳と一般財源充当額を記載いたしたものであります。  この表の1の一般財源について、申し上げます。  今年度は、前年度比2.3%増の269億4,221万2,000円を計上してございます。  このうち、(1)市税は、3ページに明細が記載してございますけれども、全体として4.7%減の149億3,233万1,000円でございます。個人市民税は、災害に起因する雑損控除額の減少が見込めるものの、経済状況、雇用状況の悪化等による個人所得の減少により、4億4,230万2,000円の減、法人市民税は、景気後退の継続により、1億1,188万4,000円の減、固定資産税は、土地・家屋の評価替え、原子力発電所の償却資産の逓減等により、1億8,108万5,000円の減となっております。  それから、(2)の地方交付税でありますけれども、普通交付税50億5,000万円、特別交付税12億5,000万円の計63億円を計上しております。  (3)その他については、43.7%の大幅増となっております。これは、繰越金が3億円減額となったものの、財政調整基金などの取り崩しによる繰入金及び臨時財政対策債が大幅な増となったことによります。  次に、2の特定財源をごらんいただきたいと思います。5.9%減の254億1,778万8,000円を計上しておりますが、このうち、(1)の国県支出金は、前年度比8億7,754万8,000円、11.5%の増となっております。  (2)の市債は、前年度比38億7,760万円、47.3%の減額であります。合併特例債や借換債などが減額の主な理由であります。  (3)のその他は14億12万3,000円、12.5%の増額でありますが、これは、各種目的基金の繰り入れや制度融資の増などによるものであります。  次に、歳出をごらんいただきたいと思います。  1の経常費は、前年度比5.2%の増、それから、2の事業費は、前年度比31.9%の減となっております。  その内容は、4ページの目的別歳出予算額をごらんいただきたいと思います。  合計で1.9%の減となっておりますが、主な要因について、申し上げたいと思います。  2款の総務費は、ガス事業繰出金及び新市民会館建設事業が増となるものの、新市民会館の用地取得費及び旧市民会館解体、駐車場整備事業の減が主な理由であります。  3款の民生費は、障害者自立支援給付費、国民健康保険事業会計・介護保険特別会計への繰出金が増額となるほか、新規事業である子ども手当給付費により、大幅な増となっています。  4款の衛生費は、ごみ処理場及びし尿処理場の修繕費、家庭ごみの有料化に伴う経費、水道事業への繰出金の増が主な要因であります。  5款労働費は、融資預託事業の減によるものです。  6款の農林水産業費は、農業集落排水事業への繰出金が減額となるものの、水稲・大豆共同乾燥調製施設整備補助金、村づくり交付金事業、国営土地改良事業負担金の増などが大きな要因であります。  7款の商工費は、預託融資事業の大幅な増が要因であります。  8款土木費は、大きく減額となっております。これは、復興まちづくり事業総合支援事業、柏崎駅前地区まちづくり交付金事業、えんま通り地区整備事業などが増となるものの、復興公営住宅建設事業が減となったことが大きな要因であります。  9款の消防費は、高柳・西山分遣所移転改築事業及び消防車両整備事業の増によるものであります。  10款の教育費は、小学校耐震補強事業が増となるものの、中央地区学校給食共同調理場改築事業、県立アクアパーク整備事業が減となることによるものであります。  11款の災害復旧費は、中越沖地震に係る農業用施設、道路・橋梁・河川等災害復旧事業の減によるものであります。  12款の公債費は、公的資金保証金免除繰上償還金の減によるものであります。  この予算資料1のその他の資料といたしまして、2ページに歳入予算額、それから、6ページには、性質別歳出予算額、9ページには、市制度融資預託金の内訳、最後、10ページには、平成20年度ですが、県内5市の普通会計決算額指数表等を添付してございます。説明は省略させていただきますが、よろしくお願いしたいと思います。  それから、一緒にお配りさせていただきました、予算資料3「平成22年度税制改正大綱(地方税関係)の要旨」につきましては、後ほど、参考までにごらんをいただきたいと思います。  それでは、続きまして、平成22年度一般会計予算の財務部所管事項について、御説明を申し上げます。  予算書により、説明をさせていただきます。  まず、24ページ・25ページをお開きいただきたいと思います。  1款の市税の主なものについて、申し上げます。  これから申し上げる数値につきましては、いずれも右側の節の欄の現年課税分というところの数字でございます。  まず、1項の市町村民税、1目個人は、均等割について、雇用情勢の悪化による納税義務者の減少を見込んでおります。所得割については、最近の経済状況や雇用情勢の悪化等を踏まえつつ、地方税制改正による住宅ローン減税適用者に対する調整措置、中越沖地震に係る雑損控除額の減少を見込んだことにより、前年度対比11.1%減の35億9,180万5,000円を計上してございます。  それから、2目の法人についてであります。国内においては、輸出産業を中心に、一部、景気回復の兆しが見られますが、経済全体は依然として低調で、景気回復にはほど遠い状況にあります。一方、市内事業者の景気は、機械器具製造業中心に低迷が続いており、他の製造業への波及が懸念されるとともに、中越沖地震の復旧工事の完了に伴う建設業の減収などが予想され、厳しい情勢となっております。このような景気の動向や、当市の法人市民税に大きなウエートを占めている東京電力株式会社の業況や、平成21年度の決算見込み額を勘案して、前年度比11.7%減の8億4,181万6,000円を計上いたしました。  その下、2項1目の固定資産税であります。全体で、前年度2.0%減の87億2,006万1,000円を計上してございます。  説明欄をごらんいただきたいと思います。  土地については、平成21年度中の評価地目の異動、宅地の下落修正及び負担調整などにより、前年度比1.7%減の19億4,103万8,000円を見込みました。家屋につきましては、平成21年度中における新増築家屋の増加と減失分を加減し、法定措置である新築住宅の軽減、地震代替特例軽減等を差し引いて、結果として、前年度比6.8%増の35億4,016万7,000円を見込みました。償却資産につきましては、主に原子力発電施設の償却資産の減額に伴い、前年度比10.3%減の32億3,885万6,000円を見込んでおります。  次に、28・29ページをお開きいただきたいと思います。  9項の使用済核燃料税は、平成22年1月1日現在の保管従量に対して税率を乗じ、5億7,302万7,000円を見込みました。  以上で市税を終わりまして、その他の歳入の主なものを御説明いたします。  2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税は、平成21年度から地方道路譲与税が地方揮発油譲与税に改正されたもので、21年度における両譲与税の収入見込み額を計上したことから増額となっております。  2項自動車重量譲与税は、新車登録台数が微減傾向にあることから、前年度比11.5%減の3億1,500万円を計上しています。  次に、30・31ページをお開きいただきたいと思います。  3款の利子割交付金、4款配当割交付金、5款の株式等譲渡所得割交付金は、低金利状況が続いていることや、不況による企業業績の悪化、株式市況の低迷により、減額計上となったものであります。  6款の地方消費税交付金は、消費税額が景気動向の影響も少なく、順調に推移していることから、前年度比10.9%の9億4,600万円を計上しました。  次に、32・33ページをお開きください。  9款地方特例交付金は、子ども手当の創設に伴い、児童手当及び子ども手当特別交付金が増額となること、税制改正による住宅借入金控除に伴う住民税の減収補てん及び、低燃費、低公害車について、平成23年度までの自動車取得税の税率軽減措置に対する減収補てんとしての特別交付金を見込み、前年度比45.8%増の1億9,100万円を計上しました。  10款の地方交付税は、普通交付税において、基準財政需要額の算定に雇用対策地域資源活用臨時特例費を見込んだことや、固定資産の減などにより、基準財政収入額の減少が見込まれることから、交付基準額は増額となりましたが、基準財政需要額から基準財政対策債への振替額が大幅に増加したことから、前年度比6億4,000万円減の50億5,000万円を計上しております。特別交付税については、公営企業の災害復旧事業債償還金に対する繰り出しを考慮して、12億5,000万円を計上してございます。  34・35ページをお開きいただきたいと思います。  12款1項2目の電源立地地域対策交付金でありますが、今年度は、15億5,219万7,000円を計上し、右側の説明欄、記載の事業に充当することといたしております。  少し飛びまして、42・43ページをごらんください。  14款2項3目衛生手数料は、ごみの有料化に伴う手数料が通年分となったことから、増となっているものであります。  次に、44・45ページをごらんください。  15款1項1目民生費国庫負担金は、次のページの16節子ども手当国庫負担金を新たに計上したことから、大幅増となっております。  次に、少し飛んでいただきまして、56・57ページをごらんいただきたいと思います。  16款2項1目1節の県電源立地地域対策交付金、3節の大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金は、それぞれ説明欄記載の事業に充当することといたしております。  なお、原子力発電施設立地市町村振興交付金、核燃料税でありますが、交付の見込みがないことから、昨年に引き続き、当初予算では計上しておりません。  次に、74・75ページをお開きください。
     18款寄附金は、1項1目総務費寄附金で、ふるさと応援寄附金500万円を計上しております。  次の、76・77ページをお願いします。  19款繰入金、基金繰入金のうち、4節の財政調整基金繰入金は、財源不足に対処するため、今年度、6億円を繰り入れることといたしました。  13節の電源立地地域整備基金繰入金は、3億9,280万円を繰り入れ、新市民会館整備事業及び、道路管理費などに充当することといたしております。  14節の復興支援基金繰入金は、2億4,295万5,000円を繰り入れ、コミュニティデイホーム事業のほか、水道・下水道・農業集落排水事業に対する繰出金などに充当しています。  16節のふるさと応援基金繰入金は、1,511万8,000円を繰り入れ、寄附をしていただいた皆さんの意向に沿って、復興まちづくり総合支援事業などに充当いたすこととしております。  17節原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金繰入金は、3億4,200万円を繰り入れ、ごみ処理場、し尿処理場の修繕費などに充当することとしています。  18節公営企業経営安定基金繰入金は、1億円を繰り入れ、水道事業会計への料金安定化対策繰出金に充当しております。  次に、82・83ページをお開きください。  21款諸収入、5項雑入、5目雑入の11節財政課雑入は、上水道給水に係る刈羽村負担金1億円を計上しています。総額は32億円でありますが、残額は平成24年度の歳入を予定しています。  次に、92・93ページをお願いします。  22款の市債であります。このページ以降、95ページまでの間で、右側の説明欄の幾つかの事業に合併特例債という記載がございますが、今年度は合計で23億5,890万円を予定しております。前年度と比較しますと、9億6,910万円の減額となっています。市債全体としては、公的資金保証金免除繰上償還による借換債、それから、中越沖地震に伴う公営住宅建設事業債や災害復旧事業債などが減少し、前年度比25.0%減の71億4,220万円を計上しています。  次に、予算の第2条から第5条を一括申し上げますので、前に戻りまして、11ページをお開きいただきたいと思います。  第2表の継続費であります。  2款総務費の新市民会館整備事業は、総事業費50億4,450万円で、今年度から平成23年度までの2カ年継続事業として実施するため、継続費を設定いたしたいというものであります。  次に、12ページをお開きください。  第3表の債務負担行為について、申し上げます。  国営土地改良事業柏崎周辺1期地区(栃ヶ原ダム)の事業完了に伴う建設費償還の地元負担分は、平成23年度から平成38年度まで4億9,206万円と、北条小学校基本実施設計業務委託は、平成23年度、2,333万4,000円を設定するものであります。  13ページの、第4表の地方債について、申し上げます。  これは、本予算に係る地方債の借り入れについて、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について、定めるものであります。  また、お戻りいただきまして、3ページをお開きください。  第5条は、一時借入金の借入限度額を80億円と定めたいというもの、第6条は、歳出予算の流用の特例について、定めたいというものであります。  次に、予算資料の一部について、御説明をいたします。  予算書のですね、390・391ページをお開きいただきたいと思います。  これは、地方債の各年度における現在高の見込みに関する調書でございます。  一番下の合計欄を、左の方から順にごらんいただきたいと思いますけれども、前々年度末、つまり、平成20年度末における地方債現在高の合計は、558億2,363万9,000円であります。前年度末、21年度末における地方債現在高見込み額は、その隣、599億6,048万3,000円、一番右側の当該年度末、22年度末における地方債現在高見込み額は、622億2,777万1,000円というふうに試算をしているとこであります。  次に、財務部所管の歳出の主なものについて、御説明をいたします。  前に戻っていただきまして、104ページ、105ページをお開きください。  主に、右側の説明欄で説明をさせていただきたいと思います。  2款総務費、1項1目一般管理費の704観光レクリエーション振興公社補助金890万円は、観光レクリエーション振興公社への職員派遣に係る補助金であります。用地管財課の101共用自動車維持管理事業4,448万5,000円は、共用自動車の管理業務委託及び賃借料が主なものでありますが、電気自動車5台分のリース料を措置をしております。  次に、少し飛んで、142・143ページをごらんいただきたいと思います。  2項2目賦課徴収費、納税課の301収納業務経費のうち、下から5行目、システム開発委託料825万2,000円は、納税環境の整備として、納付機会の拡充、納期限内納付を促進するため、平成23年度から、軽自動車税のコンビニ収納を開始するためのシステム改修費が主なものであります。  このほかの財務部所管の事業については、特に申し上げることはございませんので、以上で、財務部所管の説明を終わらせていただきたいと思います。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。  長くなって申しわけありませんが、引き続いて、財政計画の修正について、御説明をさせていただきたいと思いますので、本日、配付をさせていただきましたA4の資料になっていますが、29年度までの財政計画、資料1の「財政計画修正の要点」、「財政計画修正における歳入歳出各項目の基本的な考え方」、資料3の「市債の残高及び元利償還金の推移」、それから、資料4の「実質公債費負担の将来推計」であります。  資料はありますでしょうか。  それじゃ、最初に、29年度までの財政計画のA4の横の表と、資料1、「財政計画修正の要点」をごらんいただきたいと思います。  今回の財政計画の修正については、これまでも説明をしてまいりましたように、平成20年11月にお示しをしました財政計画の見直し後、1年余りの間に、計画の前提となる要素が大きく変動したことから、これらの要素を織り込んで、計画の修正を行ったものであります。平成20年11月の見直し結果を基本に、その後の主な変動要因を織り込んで修正したものであります。  したがって、個々の項目をゼロから再度、積み上げたものではないということで、御理解をいただきたいと思います。  それでは、まず、資料1の「財政計画修正の要点」をごらんください。  初めに、1の平成20年11月見直し後の主な変動要因であります。  初めに、市の財政によっての負担増、あるいは、歳入減となる要因として、ガス事業民営化延期による災害復旧事業債償還に対する繰り出しの発生、長引く不況による税収の減、子ども手当の創設による予算規模の拡大、新市民会館建設事業の年度割の変更、上水道の刈羽村給水に係る負担金を原資とした、水道料金安定化のための繰り出しの増、原子力発電施設等立地地域特別交付金のための地域振興計画に基づく事業実施、市債借り入れの精査、災害復旧事業繰り越しに係る借り入れ時期の繰り延べなどがあります。  なお、市債借り入れの精査による借り入れ額の抑制は、歳入減ではありますが、もちろん、将来的な財政負担の軽減に結びつくものでもあります。  一方、負担軽減、歳入増の要因としては、上水道の刈羽村給水に係る刈羽村からの負担金、原子力発電施設等立地地域特別交付金の交付、新たな定員適正化計画に基づいた職員人件費の見直しによる人件費の削減、税収減を反映した普通交付税の増、ガス事業への災害復旧事業債償還に対する繰出金計上による特別交付税の増、子ども手当国庫負担金の増などであります。  次に、2の平成22年度以降の見通しでありますが、今ほどの変動要因を踏まえると、歳入としましては、上水道の刈羽村給水に係る負担金が32億円、平成22年度に1億、平成24年度に31億円を見込んでおります。これは、一たん、新たに造成する基金に積み立てた上で、公営企業への繰り出しに応じて、取り崩して財源とするものです。  同じく、原子力発電施設等立地地域特別交付金についても、基金に積み立てた上で、充当事業の実施年度に取り崩して財源とするものであります。総額34億円のうち、既に平成21年度に17億円の交付が見込まれていますが、今後、平成23年度以降に残る17億円が交付される見込みであることから、平成23年度に、これを計上し、平成26年度までの5年間の計画事業に充当するものです。  なお、計画事業は、平成20年11月の見直し時に計上してないものもあり、追加負担になる部分もありますが、ごみ処理施設の延命化等、既に計画に計上している事業への財源充当により、一般財源の軽減効果は、19億6,000万円に上るというふうに見込んでいるとこであります。また、税収については、長引く不況により、平成22年度予算は、大きな落ち込みとなりました。このため、税収のベースが大きく下がっておりますが、平成23年度以降、段階的な回復を見込んでおります。  交付税については、普通交付税が税収の落ち込みを反映するとともに、特別交付税については、ガス事業への災害復旧事業債償還金に対する繰出金の2分の1を加算をしているとこであります。  歳出については、記載のとおり、特別職及び職員の給与削減及び、策定中の新たな定員適正化計画による総人件費の削減を図ることとしております。  ガス会計への繰り出しは、総額約56億円の災害復旧事業債の償還に対する繰り出しが必要になります。このうち、28億円は、特別交付税、16億円は、刈羽村からの上水道給水に係る負担金を充当することとし、一般財源の負担は、差し引き12億円と見込んでいるとこであります。  なお、刈羽村からの上水道給水に係る負担金のうち、水道料金安定化に対する総額16億円の繰り出しは、平成22・23年度が各2億円、平成24年度以降、毎年1億円を見込んでいるとこであります。  これらの要因を織り込んだ結果が、A4横の平成29年度までの財政計画であります。ガス事業民営化にいくと新たな負担が生ずる一方、新たな財源の確保を行った結果、平成22年度から26年度まで財源不足が生じ、財政調整基金及び減債基金を取り崩すこととなりますが、平成20年11月の見直しに比べ、取り崩し額の抑制が図られ、平成26年度で17億円の基金残高を確保できる見込みとなりました。  一方、災害復旧事業債の繰り越し、新市民会館建設の年度割の変更に伴う起債の借り入れ時期の延伸などから、平成27年度は黒字となるものの、28年度は、再度、財源不足が生ずるなど、29年度までは横ばいとなる見込みであります。  しかし、表にはありませんが、災害復旧事業債の償還が、ほぼ終了する30年度以降は、市債の償還負担が大きく減り、財政は大きく好転するというふうに見込んでいるとこであります。  なお、歳入歳出の各項目別の推計の考え方は、資料2の財政計画修正における歳入歳出各項目の基本的な考え方にまとめてございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。  次に、今後の財政運営に最も影響を与えると考えられる市債の見込みについて、御説明を申し上げます。  資料3、市債の残高及び元利償還金の推移をごらんください。  棒グラフの濃い網がけが災害復旧事業債、薄い網がけが合併特例債、白がその他の市債の残高をあらわしております。折れ線は、年度ごとの元利償還金額をあらわしております。  災害復旧事業債は、平成21年度に92億6,000万円とピークになります。10年償還の2年据え置きであるため、平成23年度から償還額が大きくなり、一方、合併特例債は、新市民会館整備、柏崎駅周辺整備のため、平成23年度に大幅に増加し、平成24年度に186億6,000万円とピークになります。合併特例債は、ほとんどが20年償還となるため、残高の減りは緩やかになります。その他の市債は、極力、借り入れを抑制していることから、緩やかに減少していくということになります。平成22年度と27年度に残高がふえるのは、国営土地改良事業負担金に対する一般公共事業債の借り入れが予定をされているものであります。  これらを総合しますと、市債残高は、平成23年度に643億円とピークに達し、その後、減少することとなります。特に災害復旧事業債は、平成30年度で、ほぼ償還を終えることになります。年度別の元利償還金も、平成23年度から29年度までは、平成22年度までの水準を約10億円上回る状態が続きますが、平成30年度以降は、その償還負担は大きく改善されることになります。  最後に、この市債の状況及び公営企業の元利償還に対する繰出金等を踏まえた、今後の実質公債比率の見込みについて、御説明をしたいと思います。  資料4、実質公債費負担の将来推計をごらんください。  実質公債費比率は、地方債の元利償還等の公債費を標準財政規模で割って求められるものであります。  表の左側、①から⑦が分子となる公債費の内訳、⑧、⑨が、①から⑦に対して地方交付税で措置される金額であります。この金額が分子・分母両方から控除されることになります。そして、⑩が分母となる標準財政規模であります。⑪は、各年度の単年度の実質公債費比率を、⑫は、3カ年の平均であります。この3カ年平均の数値が、実質公債費比率として健全化判断比率に用いられるものであります。  結論から申し上げますと、現在の状況のままであるとした場合、平成23年度には、単年度での実質公債費比率が25%を超え、平成25年度、24年度決算に基づくことになるわけですけども、からは、3カ年平均も25%を超え、平成26年度には26.1%とピークになる見込みであります。実質公債費比率が25%を超えると、その後の財政運営に支障が生じかねないことから、実質公債費比率算定における災害復旧事業債の取り扱い等に対する要望等も含め、この回避に向け、あらゆる努力を行ってまいりたいというふうに考えているとこであります。  以上で、このたびの財政計画の見直し結果及び市債の残高、公債費の状況についての説明を終わらせていただきたいと思います。  予算審議の上での参考にしていただければと思います。  以上で説明を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(斎木裕司)  次に、総合企画部長。 ○総合企画部長(高橋敏郎)  それでは、総合企画部所管の主な歳出予算について、御説明させていただきます。  102ページ、103ページをお開きください。  2款1項1目一般管理費のうち、秘書広報課でございます。102ページ、103ページでございます。  804の01核兵器廃絶平和推進事業113万円は、本年1月1日に告示いたしました核兵器廃絶平和都市宣言について、広く市民から御理解をいただくために、記念フォーラムや写真展などを開催いたしたいものでございます。  続きまして、805の01市制施行70周年記念式典事業180万4,000円は、本年市制施行70周年となることから、記念式典を7月1日に予定しており、それに係る経費を計上したものでございます。  次に、116ページ、117ページにお進みいただきたいと思います。  5目財産管理費の人事課002の03庁舎整備事業(地域グリーンニューディール基金事業)4,300万円は、21年度事業として、9月に補正予算をいただきましたが、県が繰り越し事業を認めないことから、一たん、太陽光発電システム及びLED照明取りかえ工事分を2月補正で減額をさせていただき、改めて、22年度事業として予算化をし、実施したいものでございます。  次に、118・119ページへお進みいただきたいと思います。  6目市民会館費、新市民会館整備推進室の001の04新市民会館建設・開館準備事業1,413万4,000円でございます。このうち、新市民会館建設・開館準備支援業務委託料1,315万円は、今年度、実施設計を完了し、管理運営に関する基本計画の策定、施設の設置条例の制定などを行う必要があることから、昨年度に引き続き、専門的なノウハウを持つ劇場コンサルタントに支援業務を委託するものでございます。次に、05新市民会館整備事業4億7,315万円でございます。このうち、新市民会館実施設計委託料が6,587万5,000円でございます。また、新市民会館建設工事としまして、平成22年度から23年度の継続費を設定し、平成22年度分の工事費として4億円を計上いたしました。なお、工事管理業務委託料も同様に、継続費を設定し、平成22年度分として720万円を計上してございます。  続きまして、7目企画費でございます。企画政策課でございますが、120・121ページにお進みいただきたいと思います。  下段の、003総合計画策定事業289万円は、第四次総合計画につきまして、後期基本計画、24年から28年でございますが、この策定作業を今年度から着手し、市民アンケートの実施や市民会議の設置など、市民の皆様の御意見をお伺いしながら、平成23年の12月を目途に、策定に向けた取り組みを進めたいと思っております。  1枚めくっていただきまして、122・123ページにお進みください。  006生活交通対策事業8,768万4,000円は、市街地循環バス「かざぐるま」はですね、新たに4月から西本町、みなとまち海浜公園を経由する経路に拡大変更して運行させていただきます。また、東市街地循環バスは、愛称を「ひまわり」としまして、本格運行するとともに、低床型車両の導入を支援してまいりたいと思っております。また、国土交通省の事業を活用して、昨年10月から高柳地域、鵜川地域で取り組んでいる公共交通は、路線バスとの接続の改善などを行いながら、試験運行を継続しまして、本年10月から本格運行に備えたいと思っております。また、西山地域の公共交通の再編についても、平成23年度の実施に向けて運行計画の調整を図ってまいりたいと思います。  次に、126・127ページまでお進みいただきたいと思います。  上段の、003の06辺地共聴施設整備事業6,680万3,000円は、テレビのデジタル化に向けまして、地形難視聴地区において、共同受信施設で受信しております共聴組合に対しまして、昨年度に引き続きまして、国の補助事業にあわせて、一部助成を行うものでございます。平成23年7月の完全デジタル化に向けまして、全市域で視聴が可能となるよう取り組んでまいりたいと思っております。  次に、飛びまして、136・137ページにお願い申し上げます。  15目の文化財保護費でございます。文化振興課の002の02文化財保存整備事業65万円がございます。これにつきましては、国指定文化財・名勝「貞観園」の庭園内、茶室等の整備に対する国庫補助にあわせまして、市としても補助をするものでございまして、5カ年継続事業の1年目となるものでございます。  次に、138・139ページにお進みください。  17目博物館等費、文化振興課の003の02飯塚邸整備事業1,104万円でございます。これは、震災により大きな被害を受けた市指定文化財飯塚邸を修復するため、今年度は、建物等の現況実測調査及び実施設計等を行う委託料でございます。  大きく飛んでいただきまして、308・309ページにお願いをしたいと思います。308・309でございます。  8款5項7目中心市街地活性化推進費でございます。  まちづくり推進室、001の01復興まちづくり総合支援事業のうち、防災広場施設整備業務委託料324万円と土地購入費1億1,400万円については、えんま通り復興まちづくりが事業着手となりますことから、市としても、地区内に災害に対応できる防災広場を整備して、復興まちづくりを支援したいと考えております。この対象用地の測量実施設計業務の委託と土地取得を行う経費を計上したものでございます。  003の02柏崎駅前地区まちづくり交付金事業1億8,400万円は、駅前地区土地区画整理事業において、UR都市機構がまちづくり交付金を活用して行う土地の整地、区画街路等の整備に対して補助するものでございます。  004の01土地区画整理事業の基本事業費1億850万円は、駅前地区土地区画整理事業において、UR都市機構が土地区画整理事業に係る補助金を活用して整備する幹線街路、都市計画道路の事業費の2分の1について、補助事業者となる県に対して負担するものでございます。  005の01えんま通り地区優良建築物等整備事業8,480万円は、えんま通り復興まちづくりで、ことしから先行して実施する地元2店舗によります店舗の共同建てかえ事業とあわせて計画されております、市街地住宅の整備につきまして、実施設計、建物除却等を国の優良建築物等整備事業を活用して実施することから、それに対して補助するものでございます。  最後に、職員人件費につきまして、総括的に御説明申し上げます。  予算書の374・375ページにお願いをいたします。予算書の374・375ページの給与明細でございます。  まず、374ページの特別職給与費の下段、比較の欄をごらんいただきたいと存じます。
     長等の期末手当48万5,000円の減額につきましては、期末手当の0.25月分、削減によるものでございます。  なお、市長は20%、副市長は15%の給料を、任期中、減額しているところでございます。  次に、議員の欄でございますが、議員の期末手当につきましても同様に、0.25月分が削減されたことにより、343万4,000円が減額となっております。また、議員報酬が429万9,000円増額となっておりますが、これは平成20年、21年度に実施いたしました、3%削減額をもとの額に戻したことによるものでございます。  次に、375ページの一般職の給料総括でございます。  上段の総括の欄をごらんください。  給料額を前年と比較しますと、2,770万8,000円の減額となっております。これは、一般職の職員数が24人減少したところでございますけれども、平成20年、21年度に実施をした給料の3%削減額をもとの額に戻してありますことから、この額となっております。  なお、市長も述べましたように、全職員の給料を3%、部課長の管理職手当を10%削減することについて、今年度から3年間、継続して実施することとしておりますので、6月の議会におきまして、減額の補正をお願いをしたいというふうに考えてございます。  職員手当1億8,466万6,000円の減額の主なものは、人事院勧告に伴います期末・勤勉手当を0.35月分、減額することなどによるものでございます。  なお、人件費につきましては、第四次の定員適正化計画を策定しまして、適正な人員配置を行いながら、今後とも抑制に努めてまいりたいと考えております。  以上で総合企画部所管の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  ここでしばらく休憩いたします。               午後 0時05分 休憩         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               午後 1時00分 再開 ○議長(斎木裕司)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  日程第22 平成22年度一般会計予算の提案理由の説明を続けます。  市民生活部長。 ○市民生活部長兼復興管理監(北原 惠)  それでは、防災・原子力課を除きます市民生活部所管の予算につきまして、主な新規事業を中心に、御説明をさせていただきます。  それでは、款別に御説明申し上げます。  まずは、2款でございますが、予算書は106・107ページをお開きをいただきたいと思います。107ページでございます。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、107ページの説明欄の中段でございます。  市民活動支援課の301町内会関係費の01市政協力費6,225万1,000円につきましては、町内会に、市の広報を初めとした文書の配布や、市の事務の取りまとめをしていただくものに対する謝礼でございます。平成17年の合併に伴う高柳町地区の調整は、昨年度で終了いたしました。全市域同一の支給基準となります。  次にまいります。男女共同参画室の401の01男女共同参画推進事業、1枚おめくりください、109ページをごらんいただきたいと思います。  説明欄の上の方から12番目になりますが、男女共同参画に関する市民意識調査委託料55万2,000円は、現在の男女共同参画基本計画が今年度で終了することになります。市民意識の動向を調査し、今後の5カ年の基本計画を策定するものであります。  少し飛びまして、129ページをお開きをいただきたいと思います。  129ページ、12目市民活動振興費であります。  市民活動支援課の001の01地域コミュニティ活動推進事業1億4,418万6,000円は、今年度から新たに高柳コミュニティセンターを加えた31地域のコミュニティ活動に係る経費でございます。  次に、002の01市民活動支援事業の説明欄、中ほど、柏崎市まちづくり講座委託料100万円は、まちづくりの人材育成を目的に、まちづくり元気塾を開設し、まちづくりのリーダー、仕掛け人を養成するものであります。  その3つ下、市民活動育成補助金400万円は、市民活動団体への活動支援を行うため、従来の補助制度を改廃し、コミュニティ、町内会、NPOなどが実施をします元気なまちづくり事業に対し助成を行うものであります。  次に、003消費者対策事業867万5,000円につきましては、消費者行政を強化するため、消費生活相談室を拡充して、消費生活センターを開設するものであります。民間から副所長を登用し、相談時間も延長しながら、現在の消費生活相談の体制強化を図ってまいります。  次に、1枚おめくりいただきまして、131ページ、上段、004人権擁護事業211万9,000円は、人権教育啓発推進基本計画の平成23年度策定に向け、今年度から委員会を設置し、事前準備の市民の人権意識調査を実施するものであります。  次に、005地域安全対策費131万6,000円は、安全で安心して生活できる犯罪のない柏崎市とするため委員会を設置し、(仮称)犯罪のない安全で安心なまちづくり条例の制定及び推進計画を策定するものであります。  次に、少し飛びまして、145ページをお開きをいただきたいと思います。  145ページ、3項1目市民課の戸籍住民基本台帳費であります。  恐れ入ります。1枚おめくりいただきまして、次のページ、147ページの中ほど、007の02公的個人認証機器更改費113万7,000円は、平成15年度に設置をしました現在の機器は、今年度以降、保守不可能となるため、新機種に更新をするものでございます。  次に、少し飛びまして、177ページをお開きをいただきたいと思います。  3款民生費でございます。  3款1項社会福祉費、下段の、5目国民年金事務でございます。  市民課の001の01基礎年金事務費のうち、1枚おめくりいただきまして、179ページ、上から5番目になります。システム開発(修正)委託料109万2,000円は、国民年金料の免除に係るソフト改良を行い、職員の過重業務を減少させ、時間外勤務を解消したいというものであります。  次に、少し飛びまして、213ページをお開きをいただきたいと思います。  213ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、4目環境政策課の環境衛生費でございます。  1枚おめくりいただきまして、215ページの004の03温暖化対策事業1,969万2,000円は、市民を対象とする地球温暖化に関する啓発活動経費、エコアクション21の関連経費のほか、本年度の市制70周年記念事業として、電気自動車等の普及促進を図るため、EV・pHVシンポジウムを計画しております。  次に、説明欄、中ほどに、改正省エネ法関連の業務委託料などがございますが、今年度から施行となります改正省エネ法対策として、システム利用料、設備調査及び計画書の作成業務委託料などを計上いたしました。  次に、その6つ下になりますが、電気自動車等購入補助金300万円は、昨年12月議会で議決をいただきました、電気自動車等の普及の促進に関する条例に基づきまして、電気自動車に対しては1台30万円、プラグインハイブリッド車には、1台10万円の補助金を交付をいたします。  その次の、住宅用太陽光発電システム設置補助金800万円は、昨年度に引き続き、1キロワット当たり5万円で、上限20万円を助成をいたします。昨年度の倍増の40件分を計上させていただきました。  1枚おめくりいただきまして、217ページ、上段、03木質バイオマス利活用事業(緊急雇用)693万9,000円は、昨年度に引き続き、緊急雇用創出事業を活用し、間伐材等の未利用な木材を収集して、森林保全と林業の活性化を図り、あわせ、木質ペレットの原材料として利活用を図り、エネルギーの地産地消を進めるものであります。  次に、3枚おめくりいただきまして、223ページをお開きいただきたいと思います。  4款2項清掃費、1目清掃総務費でございます。  クリーン推進課の003の01ごみ減量化リサイクル対策費でございます。ごみ減量とリサイクル推進の経費及び、昨年10月1日から実施をいたしました家庭ごみの有料化に係る経費などを計上いたしました。市民の皆様、事業者、行政が一体となって、さらなる循環型社会の形成に向け、スリーRを推進してまいります。  それでは、有料化に伴います、本年度から新たに実施をさせていただきます、4つの市民への関連施策を中心に、その主な事業について、御説明をさせていただきます。  まず、1つ目でございます。地域道路等美化活動事業であります。小学校、これはPTAも含みますが、学校周辺地域の道路等の美化活動を実施する際の清掃物品や草花の購入に対して助成をするものであります。予算書の中では、消耗品の中で、1校当たり上限5万円の、37校分185万円を計上させていただいてあります。  2つ目の関連施策でございます。説明欄の02の海岸清掃費の上の2つ目をごらんいただきたいと思いますが、町内会資源物ステーション設置事業補助金150万円でございます。これは、現行の設置補助について2分の1上限2万円を、2分の1上限5万円に増額するものであります。  3つ目の関連施策は、家庭生ごみ共同堆肥化事業であります。町内会が地域で家庭から出る生ごみの堆肥化に取り組むためのEMボカシ及び、ボカシ専用容器等の購入への助成とあわせ、説明欄にあります家庭生ごみ共同堆肥化事業補助金150万円によりまして、町内会が生ごみ堆肥化に取り組む際のコンテナハウスや、作業小屋の整備などにも補助するものであります。  最後、4つ目の関連施策でございますが、次の、03不法投棄防止対策費で、説明欄にあります、不法投棄清掃委託料259万2,000円を計上いたしました。不法投棄の防止と強化を図るため、現在、50名のパトロール員を72名に増員するものであります。このほかに、昨年から始めました指定ごみ袋無料配布事業、それから、ふれあい収集事業などの関連施策につきましては、引き続き取り組んでまいります。  次に、1枚おめくりいただきまして、225ページをお開きください。  下段、2目の塵芥処理費でございます。  クリーン推進課の003の01ごみ処理事業費、1枚おめくりください、227ページの上から5番目、修繕料4億7,616万3,000円でございますが、今年度から始まります原子力発電施設等立地地域特別交付金の地域振興計画に掲げた事業の1つとして、一般破棄物処理施設大規模修繕事業がございます。これは、ごみ処理施設、ごみ最終処分施設、それから、し尿処理施設の3施設につきまして、大規模修繕することにより、施設の延命化を図るものであります。平成26年度までの5カ年計画で事業を実施するものであります。  まず、ごみ処理施設の本年度の大規模修繕といたしましては、定期点検のほか、ごみ処理場の吸じん装置の更新、焼却炉の耐火物部分の補修及び、粗大ごみ処理施設のアルミ選別機の更新などを予定をしております。  次に、ごみ最終処分施設につきましては、次の、004の01ごみ最終処分事業の修繕料で1,097万6,000円を計上し、今年度につきましては、計装設備を含めた修繕などを予定をしております。  1枚おめくりいただきまして、229ページをごらんをいただきたいと思います。  し尿処理施設につきましては、3目し尿処理費、001の01し尿処理事業の修繕料で、今年度は定期点検のほか、施設にあります8つの貯留槽の防水、耐水修繕を含め、1億644万円を計上させていただいてあります。  次に、少し大きく飛びますが、323ページをお開きをいただきたいと思います。  323ページ、復興支援室の902の01被災者生活再建支援事業(中越沖地震)525万6,000円は、被災者生活再建支援制度に係る支援金などを計上いたしました。  次に、904の01震災復興祈念事業400万円は、震災3周年として、新潟県、刈羽村と合同で開催をいたします犠牲者追悼式及び、震災復興祈念事業開催負担金を計上させていただきました。  以上、市民生活部所管について、御説明させていただきました。  何とぞよろしく御審議いただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、危機管理監。 ○危機管理監(須田幹一)  市民生活部のうち、防災・原子力課所管の平成22年度予算について、主なものを御説明申し上げます。  予算書の126・127ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費、9目原子力広報・安全等対策費でありますが、001原子力広報・安全等対策費、01原子力広報事業800万円は、新潟県、刈羽村、出雲崎町と合同で、財団法人柏崎原子力広報センターに委託して行う原子力広報事業に係る経費でございます。広報事業の内容は、広報紙原子力だよりの発行、出前講座、原子力関係施設見学、小・中学生を対象にした次世代対象事業などを予定しております。  次に、飛びまして、208・209ページをごらんください。  4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費の防災・原子力課、201新型インフルエンザ対策事業、01新型インフルエンザ対策事業(防災・原子力課)でございますが、135万2,000円は、新型インフルエンザに係る市民への広報や職員の講習会出席などの経費でございます。  次に、大きく飛びまして、320・321ページをごらんください。  9款消防費、1項消防費、5目災害対策費について、御説明申し上げます。  001災害対策事業のうち、02防災訓練費119万円は、地区総合防災訓練の実施に係る経費で、平成22年度は、西山町全域を対象に実施する予定でございます。  002防災行政無線事業の01防災行政無線施設維持管理費3,056万1,000円は、防災行政無線の維持管理費、323ページの02防災行政無線施設整備事業1,217万6,000円は、戸別無線機の設置等の経費でございます。  003自主防災組織育成事業、01自主防災組織育成事業291万2,000円は、自主防災組織の育成委託、防災学校の開催、講演会の開催などの経費でございます。自主防災組織は、中越沖地震後、町内会、コミュニティでの理解が進み、基金事業の活用などにより、平成22年1月末で291組織、組織率で95.1%となっております。今後は、その自主防災組織の持続的な育成、活性化を図ってまいります。  004原子力防災対策事業の02原子力防災研修事業541万2,000円は、消防団や自主防災組織のリーダーを対象にした地域防災リーダー研修の開催経費でございます。  以上でございます。  何とぞよろしく御審議をお願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、福祉保健部長。 ○福祉保健部長兼社会福祉事務所長(山田 秀)  続きまして、福祉保健部所管の予算について、御説明いたします。  3款民生費は、前年度に比べ、総額で17.7%の110億4,437万6,000円を計上いたしました。増加の主な理由は、財務部長が御説明したとおりでございます。  それでは、歳出につきまして、新規及び主要な事業を中心に、予算に関する説明書、説明欄により、御説明いたします。  156・157ページからでございます。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、福祉課、103社会福祉協議会補助金3,550万円は、職員人件費や地域福祉事業、ボランティアセンター運営事業に係る補助金で、前年度比300万円の減額となっています。  159ページ、国保医療課、301国民健康保険事業特別会計繰出金8億9,246万1,000円は、本年度に比べ、2億6,217万5,000円の増額で計上しました。これは、保険基盤安定繰出金、財政安定化支援事業繰出金の増額に加え、高柳診療所の移転改修工事を実施するため、国民健康保険事業特別会計直診勘定繰り出し分が増額となることによるものです。  続いて、下段、2目障害者福祉費、福祉課、001自立支援給付費は、障害者自立支援法に基づく各種サービス給付費でありますが、8億6,474万6,000円を計上しました。報酬単価の引き上げやサービスの拡充が図られてきていることから、前年度に比べ、1億6,217万5,000円の増額としました。01介護給付費6億148万円は、ホームヘルプや短期入所、生活介護及び施設入所者の介護給付費です。  次の、161ページ、02訓練等給付費1億9,594万8,000円は、機能訓練や就労移行、就労継続支援、共同生活援助サービスの給付費です。  続きまして、07地域活動支援センター事業3,242万8,000円は、通所での地域生活の支援を促進する地域生活支援センター事業、デイサービス事業、小規模作業所事業の委託費です。  163ページ、上段の、10日中一時支援事業2,404万6,000円は、障害者の日中活動の場を確保し、家族の就労や在宅支援を支援するもので、利用者数の増加に対応いたしました。  004障害者福祉関連事業には、2億8,165万4,000円を計上しました。ほぼ前年度どおりであります。
     165ページ、上段の、14リフト付自動車購入費助成事業300万円は、ストレッチャー対応のリフトつき福祉タクシーの導入経費の一部を助成し、利用者の利便性を高めるものです。  006障害者計画等策定事業は、障害者基本法に基づき、平成23年度から向こう5年間の障害者施策の基本方向を定めるものですが、障害者自立支援協議会と連携しながら、柏崎市福祉のまちづくり推進会議で検討を深めてまいります。  次の、201地域生活支援事業の02相談支援事業1,881万8,000円は、ふくしぱーとなー、茨内地域生活支援センター及び元気館障害者デイサービスセンターの3事業所に相談支援業務を委託するものです。  次に、169ページ、3目老人福祉費にまいりまして、介護高齢課、001老人保護措置委託事業1億6,376万3,000円は、養護老人ホーム御山荘及び養護盲老人ホーム胎内やすらぎの家の入所に係る措置委託料などを計上したものです。  002老人在宅生活支援事業4,737万5,000円は、03単身老人等緊急通報装置設置事業などですが、前年度とほぼ同様としました。  171ページ、007シルバー人材センター経費1,863万円は、シルバー人材センターの運営費及び事業費の一部を助成するものです。  次の、008コミュニティデイホーム事業4,717万1,000円は、市内18地区分の運営費、補助金等を計上しました。  011介護保険特別会計繰出金11億4,040万5,000円は、保険給付費及び地域支援事業の市負担分8億6,773万8,000円と、職員人件費及び事務費の負担分2億7,266万7,000円です。保険給付費が伸びている関係で、前年度と比較して8,760万1,000円の増額で計上しました。  次に、173ページの、025認知症対策等総合支援事業600万円は、認知症ケア及び医療との連携を強化するため、新たに地域包括支援センターに認知症連携担当者1名を配置するものであります。  下段の、国保医療課、103後期高齢者医療費9億4,388万2,000円は、新潟県後期高齢者医療広域連合に対する事務費等の共通経費及び療養給付費負担金、並びに、後期高齢者医療特別会計への繰出金を計上したものです。  175ページにまいりまして、4目社会福祉施設費でありますが、下段の、介護高齢課、103社会福祉施設建設資金元利償還金補助金2億1,003万9,000円を計上したほか、177ページ、110介護基盤緊急整備特別対策事業に2億8,182万円を計上しました。これは、小規模多機能型居宅介護施設3カ所、認知症高齢者グループホーム1カ所、小規模特別養護老人ホーム1カ所の整備費及び施設開設準備経費と、21年度整備分の小規模多機能型居宅介護施設1カ所、認知症高齢者グループホーム1カ所、これに係る施設開設準備経費の助成を行うものです。全額、県の補助金を見込んでいます。また、えんま通りと春日地内で計画をされている介護つき有料老人ホームの整備について、事業者との協議を進めてまいります。  次に、西山町福祉保健課、401いきいき館費1,421万1,000円は、いきいき館の管理運営費です。  次に、児童福祉費にまいりまして、179ページ、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、子ども課の002、01子育て支援事業661万6,000円は、産休代替職員の経費が主なものですが、柏崎版子育て支援ファイルの作成や、子育て中の保護者に向けた子育て応援サイトの立ち上げに取り組むものでございます。  181ページ、下段の、10子育て支援一時預かり事業1,658万6,000円は、フォンジェキッズマジック内、ちびっこ館の運営費を計上していますが、これは、市の直営から株式会社柏崎ショッピングモールへの委託に変更し、事業費を圧縮をしたいと考えているところでございます。  183ページ、15地域子育て支援サポーター養成モデル事業120万円、次の、16子育てピア・サポート事業10万3,000円は、いずれも、県の安心こども基金事業を財源に取り組みます。  003の01放課後児童健全育成事業6,156万1,000円は、16カ所となります放課後児童クラブの運営費ですが、枇杷島児童クラブは、改築中の枇杷島小学校が完成次第、校内に移転をします。  185ページ、008児童手当給付事業は、児童手当給付費1億597万4,000円を計上しましたが、これは、6月に支給をします22年2月分及び3月分です。この支給をもって、本事業は廃止となります。  次に、011かしわざき子ども育成基金活用事業658万1,000円は、かしわざきこども大学の各種事業を展開するものです。  187ページ、013結婚活動応援サロン運営事業300万円は、安心こども基金を財源に、広く企画提案を公募して取り組みます。  次の、014子ども手当給付事業15億6,645万7,000円は、中学校卒業までの子供を養育している方に対し、子供1人につき1万3,000円を支給するための給付費及び事務費です。  次の、高柳町福祉保健課、204県立こども自然王国費に8,832万5,000円を計上いたしました。指定管理代行料と県の安心こども基金を財源に整備をいたします、マイクロバスの購入費が主なものでございます。  下段の、2目母子福祉費、福祉課、001児童扶養手当給付事業に2億4,762万3,000円を計上いたしました。8月から支給対象を父子家庭に拡大をいたします。  189ページの、3目児童福祉費にまいりまして、さざなみ学園、101さざなみ学園費6,814万3,000円は、入所児童の自立に向けた処遇経費及び管理運営費を計上したものです。  191ページ、下段になりますが、子ども課、002保育園運営費は、公立保育園20園の運営費及び、私立保育園9園の措置委託料であります。措置費の単価改正などにより、前年度より3,136万円増の11億8,463万5,000円を計上しました。  次に、193ページ、下段、003私立保育園関係経費は、未満児や障害児保育等の特別保育事業及び運営費等に対する補助金1億1,873万1,000円と、はらまち保育園及び剣野保育園、両園への私立保育園建設費補助金2,145万9,000円を計上しました。  次に、4目児童福祉施設費にまいりまして、197ページ、上段になります。  005乳幼児健康支援デイサービス事業752万2,000円は、刈羽郡総合病院内に設置している、病後児保育室「ぴっころ」の運営委託料です。  次に、4款衛生費にまいりまして、199ページ、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、国保医療課、202の02病院群輪番制病院設備整備事業1,283万円は、循環器用超音波診断装置の更新を行う刈羽郡総合病院に対し、助成を行うものでございます。  206地域医療推進事業100万円は、市制70周年記念事業として、地域医療と健康づくりについて考える医療フォーラムの開催経費です。  203ページにまいりまして、元気支援課、312風の街「こころの健康づくり」事業449万4,000円は、フォンジェに設置している、まちかどオアシス「こころ」の運営費です。  205ページ、上段、318地域自殺対策緊急強化事業91万6,000円は、県の事業補助を受け、担当職員のスキルアップや普及啓発に取り組むものでございます。  中段、子ども課、101母子保健事業の01母子健康診査費7,869万円は、健康診査業務委託料が主なものですが、前年度に引き続き、14回の妊婦健康診査の公費助成を行います。  207ページ、102の01妊産婦、乳児及び子ども医療費助成事業1億8,644万4,000円は、妊産婦医療費及び乳児、子ども医療費の助成費などを計上したものです。乳児、子ども医療費については、通院は就学前まで、3人以上の子供がいる場合は小学校3年生まで、入院は小学校卒業までを対象に助成します。  209ページ、2目予防費にまいりまして、中段の、元気支援課、103高齢者予防接種事業5,381万3,000円は、65歳以上の方にインフルエンザの予防接種費用の一部を助成するものです。  次の、子ども課、001予防接種事業8,050万2,000円は、BCG予防接種が集団接種から個別接種に移行することや、日本脳炎予防接種が昨年6月から再開されていることなどから、前年度に比べ、増額して計上しました。  次に、3目健康増進費にまいりまして、211ページ、元気支援課、101健康増進事業1億8,984万3,000円は、01一般健康診査費と02がん検診費が主なものとなっております。がん検診では、前年度から実施いたしました、女性特有のがん検診事業を引き続き継続いたします。  213ページ、09胸部X線車整備事業3,500万円は、柏崎市刈羽郡医師会が更新をする胸部X線検診車の購入費用の一部を助成するものです。  次に、221ページ、6目休日急患診療所費、国保医療課は、健康管理センターに開設している歯科休日急患診療所管理運営費として665万8,000円を、また、刈羽郡総合病院が開設している柏崎休日・夜間急患センター運営費の補助金として3,629万円を計上しました。  大分飛びまして、329ページ、中段になりますが、10款教育費、1項2目教育委員会事務局費、子ども課、001私立幼稚園関係経費5,052万3,000円は、保護者の経済的負担軽減のため、就園奨励費補助金及び運営費等補助金、また、介助員の費用を助成する障害児教育事業補助金を計上したものです。  以上でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、産業振興部長。 ○産業振興部長(長井武彦)  産業振興部所管の予算につきまして、主な事業を中心に、御説明を申し上げます。  産業振興部関係は、2款、5款、6款、7款及び11款でございます。  それでは、款別に御説明を申し上げます。  まず、2款でございます。126ページ、127ページをお開きください。下段になります。2款総務費、1項総務管理費、10目国際交流費、観光交流課の001国際交流事業の02国際化に対応したまちづくり事業485万2,000円は、柏崎地域の国際化事業を主体的に取り組んでいる財団法人柏崎地域国際化協会への活動支援に係る負担金等であります。  次に、大きく飛びまして、230ページ、231ページをお開きください。  5款労働費であります。商工振興課の003融資預託事業37億960万円は、それぞれ説明欄にあります預託額を計上いたしました。全体としては、前年度比4,440万円の減額となっております。  004雇用促進事業2,408万7,000円は、前年度比1,419万3,000円の増額となっております。大きな要因といたしましては、次のページ、233ページの、07緊急雇用対策事業1,200万円を新規に計上したことによります。この事業は、厳しい雇用情勢により、新規学卒者の地元定着を促進するため、平成23年3月に高等学校卒業予定者を新規に雇用する市内の事業者に対し、1人当たり15万円の助成金を交付するものであります。  236ページ、237ページをお開きください。  6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費、農林水産課、002水田農業構造改革対策事業3,839万円は、いわゆる米の需給調整を進め、食料需給力、需給率を向上させるため、米以外の作物の生産を増大させ、農業の経営安定化など、構造改革を目指す事業であります。この中の、柏崎米ブランド化誘導事業補助金(復興事業)300万円は、産地間競争に打ち勝つため、売れる米づくり、柏崎米のブランド化の確立に向けた取り組みとして、早期越路早生の作付拡大を図るための事業であります。  次に、099一般経費1,008万9,000円のうち、1枚めくっていただいて、239ページになります、一般経費の最後になりますが、柏崎市担い手育成総合支援協議会負担金355万円は、担い手の育成確保の推進母体となる協議会の運営負担金であります。このうち、300万円は、柏崎米、柏崎野菜などの地元農産物販売促進のため、にいがた・柏崎野菜まつりを継続して実施するための負担金でございます。  次に、下段の、3目農業振興費に移りまして、002の01病害虫防除安全対策事業補助金42万円は、農作物の病害虫、並びに有害鳥獣対策のための協議会負担金であります。このうち、30万円は、イノシシによる農作物被害対策としての簡易電気さく設置と猟友会パトロール経費であります、柏崎市有害鳥獣被害対策協議会への負担金であります。  1枚めくっていただいて、240ページ、241ページになります。  006園芸振興事業の02農林水産物基幹直売所開設・運営事業(ふるさと雇用)1,724万6,000円は、ふるさと雇用再生特別基金事業を活用し、ことしの6月に、JA柏崎が市内田中地内に開設を予定している基幹的直売所の委託料であります。  008の01集落営農確立事業1,110万円は、農業関係団体に対する各種補助金でございます。このうち、農林水産物地産地消支援事業補助金(復興事業)270万円は、米単作からの脱却を図るために柏崎野菜などの園芸導入を進める農業生産法人等への補助を実施し、複合経営の導入を図るものです。また、これらの園芸品目生産拡大にあわせて、先ほど申し上げました、JA柏崎が開設を予定している基幹的直売所が農産物集出荷施設を併設するため、学校給食への地産地消を推進する観点から、200万円の負担金を計上しております。  次に、020、01農業・食品産業強化対策整備事業3億4,110万円のうち、3億3,860万円は、JA柏崎が市内平井地内に建設するラック式ライスセンターで、担い手等のこだわり米生産支援及び、大豆、そばの品質向上など、地域農業振興施策として、国の補助事業費2億9,500万円に、市のつけ足し補助4,360万円を加算して補助を行うものであります。また、イノシシ被害対策として、柏崎市有害鳥獣被害対策協議会が事業主体となって行う、国の補助事業による鳥獣被害防止用電気さく設置対策を進めるため、国の補助金250万円を措置しております。  次に、244ページ、245ページをお開きください。  中段の、5目農地費、004農業農村整備県営事業負担金1億877万1,000円は、各種県営事業に対する負担金でございます。このうち、01たん水防除事業負担金1,925万円は、慢性的な水害を抜本的に解消するために取り組んでおります、春日第2地区たん水防除事業に対する負担金であります。02広域営農団地農道整備事業負担金1,787万5,000円は、平成8年度から整備を進めております、広域農道整備事業の柏崎3期地区事業に対する負担金でございます。06ほ場整備事業負担金1,788万8,000円は、県営ほ場整備を進めております南条地区及び、22年度新規採択を予定しています善根地区と、事業採択に向けて調査を進めています高田北部地区及び下田尻地区の調査事業負担金でございます。07中山間地域総合整備事業負担金1,560万3,000円は、21年度から事業着手しております別俣地区の事業と、今年度から整備する西山町内郷地区の事業負担金であります。  次に、1枚めくっていただいて、006農村総合整備事業、04むらづくり交付金事業-中通は、17年度に着工しました中通地区について、工事請負費、測量設計調査委託料などに1億2,921万8,000円を措置しております。07むらづくり交付金事業-高田は、19年度から着工しました高田地区について、工事請負費、測量設計調査委託料などに、6,940万円を措置しております。  007農地・水・環境保全向上対策1,740万2,000円は、経営所得安定対策大綱に基づき、19年度から実施しています農地・水・環境保全向上対策の支援交付金でございます。農地・水・農村環境を保全するための共同活動支援に1,589万6,000円を、また、農薬や化学肥料を大幅に低減する環境保全型農業に取り組む農家を支援する営農活動支援に107万4,000円を措置しております。  次に、1枚めくっていただいて、国営土地改良事業室の101国営土地改良事業、02国営造成施設負担金13億3,359万2,000円は、栃ヶ原ダムの完成に伴う国営土地改良事業、柏崎周辺1期地区の建設費の償還経費を措置いたしております。繰上償還手続をとることにより、柏崎市の返済額を縮減するものでございます。  102国営土地改良関連事業1億2,478万7,000円は、ダムで貯水した用水を渇水期に受益地末端まで均等に配分するための用水路などの新設、改修事業に係る負担金などを計上しております。  104国営造成施設管理費1,377万5,000円は、栃ヶ原ダムや後谷ダムなど、国営造成施設の完成に伴い、維持管理が開始されますので、ダム管理等への助成を目的とする国庫補助事業によりまして、柏崎土地改良区を支援していくための経費でございます。  次に、1枚めくっていただいて、下段になりますが、6目中山間地域振興費、006中山間地域等直接支払制度事業は、中山間地域における農地の多面的機能の確保を図るため、22年度からは、第3期事業として、中山間地域の直接支払交付金4,461万3,000円を措置しております。  次に、1枚めくっていただいて、252ページ、253ページをお開きください。  2項林業費、1目林業総務費、004市民の森管理事業244万9,000円のうち、旧ぶどう村のブドウ畑を今後、農地の再活用とするための実証試験として、景観植物等の作付委託料61万3,000円を措置しております。具体的には、昨年のコスモスやヒマワリ、ソバ栽培の実証結果を参考に、22年度は、土壌改良を図るとともに、栽培品目を変えるなど、景観植物の栽培実証を行うものであります。また、周辺の部分については、除草など、管理委託とあわせて、花を楽しみながら市民の森を散策できるよう、自然と触れ合える場所に整備したいと考えております。  1枚めくっていただいて、下段になります。  2目林業振興費、003森林整備地域活動支援交付金事業501万6,000円は、山の手入れを進めるために必要な境界の明確化、作業道の整備などを交付金によって支援するものであり、約1,000ヘクタールを対象として取り組むものです。  次に、258ページ、259ページをお開きください。  下段になります。  4目漁港建設費、001漁港整備事業1億8,924万4,000円は、主に松波一丁目地先の離岸堤整備及び荒浜漁港の航路しゅんせつ、標識等の工事費に充てるものであります。  次に、1枚めくっていただいて、260ページ、261ページをお開きください。  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費でございます。  001の融資預託事業は、57億1,630万1,000円を計上いたしました。全体としては、前年度比12.5%、6億3,356万7,000円の増額であり、厳しい経済情勢に対応したものでございます。  03の中小企業等融資事業の地域産業活性化資金は、16億5,800万円を増額し、逆に、経済景気特別対策資金が地域産業活性化資金に借りかえが済んだことから、7億8,000万円減額しております。06の県信用保証協会負担金7,000万円は、新潟県信用保証協会の保証により融資を受ける中小企業等に保証料を補助し、負担を軽減するものであります。  なお、昨年1月から経済不況対策として取り組んでまいりました、国の景気対応緊急保証制度の認定を受けて借り入れた市の地域産業活性化資金と、県のセーフティネット資金の信用保証料の全額補給については、適用期限を本年3月末から9月末まで延長するとともに、県の小口零細企業保証制度資金も全額補給の対象資金として新たに加え、対策の充実を図っております。10の地域総合整備資金貸付事業1億2,000万円は、中越沖地震で被災した、えんま通り商店街の復興まちづくりにおいて、施設整備を行う民間事業者に対し、社団法人地域総合整備財団を通して、無利子融資を行うための貸付金であります。  1枚めくっていただいて、006工業振興事業4,113万8,000円は、前年に比べ、2,152万5,000円の増額となりました。主な要因は、企業立地促進助成金2,321万8,000円の増額によるものであり、東芝のほか、さらなる企業立地を見込んで措置したものであります。このほか、新規事業として、見本市出展支援事業負担金300万円、企業広報支援事業100万円は、企業の新規受注の促進を図るため、見本市への出展や企業ガイドブック作成などを支援する負担金であります。EV研究支援事業負担金50万円は、地元産業会で構成される電気自動車研究会が行う関連技術の習得や、関連産業算入などの取り組みに対し、新たな支援をするものでございます。  次の、009商業活性化推進事業590万円は、商店街や業種別組合等の活性化事業や、空き店舗活用事業を実施する柏崎あきんど協議会に対する負担金170万円と、中心部の商業及び地域の活性化のために行う商業活性化イベント事業補助金420万円であります。  014人材育成支援事業115万円は、機械金属関連の汎用加工技術を中心とした、基盤技術を継承するための事業など、製造業の人材育成を支援する負担金であります。  次に、1枚めくっていただいて、264ページ、265ページをお開きください。  025ものづくり活性化センター費674万4,000円は、管理委託料、光熱水費、耕作機械借り上げ負担金など、施設の管理運営費であります。マイスターカレッジや企業オーダー研修、新入社員研修など、人材育成はもとより、新製品開発、産学連携など、製造業界支援の拠点として活用してまいります。  次に、下段から次のページになりますが、企業立地推進室の201企業立地事業1,040万円は、柏崎フロンティアパーク等への企業立地に向けた予算を措置しております。主なものといたしまして、企業立地推進員報酬1人分240万円は、首都圏企業の情報収集、市担当職員との連携による企業訪問活動を、引き続き、積極的に行うものであります。少し下がったところの、企業立地推進業務委託料210万円は、豊富なノウハウを持つ専門機関を活用し、企業情報の収集・把握や、連携した企業訪問活動を実施するものであります。市長も施政方針で述べておりますが、雇用創出と地域経済の活性化のために、株式会社東芝(電力流通・産業システム社)に続いて、多くの企業立地に結びつけるべく、企業誘致活動に全力を挙げて取り組んでまいります。  次に、下段の3目観光費であります。  観光交流課の001の01地域活性化イベント支援事業413万円は、かしわざき風の陣、どんGALA!祭りへの補助金であります。  002海水浴場安全対策費、01の海水浴場安全対策管理運営業務委託料1,161万円は、海水浴場の安全をより高めるため、ライフセーバーに業務を委託するものです。  1枚めくっていただいて、003の01登山道遊歩道等保守管理事業303万2,000円は、地元と連携した各登山道コースの整備事業であります。観光客の増加から、新たに北条いにしえロード内に仮設トイレを設置し、観光客への利便性向上を図ることとしております。  004の01誘客宣伝事業2,460万6,000円は、柏崎観光協会、柏崎地域観光復興推進協議会への負担金が主な経費でありますが、昨年実施したディスティネーションキャンペーンで得た成果や取り組みを引き続き継続するため、県、各市町村、観光関係者で組織する(仮称)大新潟観光キャンペーン推進協議会が設置されることとなり、柏崎市も参加し、誘客宣伝に取り組む経費も計上しております。また、市制施行70周年記念事業として、ジュニア柏崎海岸縦断アウトリガーカヌーチャレンジや、(仮称)柏崎の四季・写真コンテスト等、実行委員会の負担金を新たに計上しております。03観光商品開発・販路開拓事業908万4,000円から、次ページの、06観光資源環境整備事業424万9,000円までの4事業については、昨年に引き続き、新潟県ふるさと雇用再生特別基金事業、新潟県緊急雇用創出事業、臨時特例基金事業を活用し、観光資源の幅広いPRのための委託料を計上しております。  271ページの、005の01ぎおん柏崎まつり事業2,073万5,000円は、ぎおん柏崎まつりへの負担金ですが、今年度は、市制70周年を記念する花火打ち上げ費用として500万円を増額しております。  1枚めくっていただいて、023の松雲山荘ライトアップ事業241万円は、昨年、剣野小学校駐車場も満車となるなど、これまで以上に多くの来場者があり、この対策として、赤坂山駐車場を利用するための遊歩道の照明の新設と、安全確保のため、松雲山荘内の照明の増設を図るための経費を計上しております。  次に、大きく飛びまして、368ページ、369ページをお開きください。  11款災害復旧費のうち、1項農林水産施設災害復旧費でございます。総額は、370ページ、上段の計欄にありますとおり、2,452万5,000円であります。平成22年度に見込まれる農地農業施設関係等の災害復旧経費を計上させていただいております。  説明は、以上でございます。  よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(斎木裕司)  次に、都市整備部長。 ○都市整備部長(内山 均)  続きまして、都市整備部所管の予算につきまして、主要な事業や新規事業等につきまして、御説明いたします。
     予算書の280・281ページをお開きください。  下段の、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、281ページの維持管理課、102、01市道台帳整備事業、市道台帳整備委託料1,385万円は、道路法により、その調整と保管が義務づけられている道路台帳について、道路新設や道路改良により、台帳を補正する必要があることから、台帳及び台帳付図の補正業務の委託費でございます。  284・285ページをお開きください。  1項2目建築費、285ページ、上段、建築住宅課、008、01木造住宅耐震改修費等補助金交付事業2,000万円は、住宅耐震診断の結果に基づき、耐震改修を実施する方へ補助金を交付するものでございます。  なお、今年度から補助金の上限を1戸当たり25万円上乗せし、100万円といたします。  次に、011住宅・建築物安全ストック形成事業、01木造住宅耐震診断費補助金交付事業700万円は、住宅の耐震化を図るため、専門家による耐震診断を実施する住宅の所有者に補助金を実施するもので、100戸分を措置いたしました。  その下の、012住宅・建築物アスベスト改修等事業、01民間建築物アスベスト対策補助金交付事業550万円は、民間建築物に吹きつけられたアスベストの調査及び除去に対する新規補助金でございます。調査費は1件当たり25万円を上限に、除去等につきましては、150万円を上限に補助いたします。  286・287ページをお開きください。  2項道路橋りょう費、2目道路維持費、維持管理課、001道路維持補修経費、01道路管理費5億4,905万1,000円の中で、中ほどより下段にあります、道路補修工事1億200万円、道路舗装補修工事1億8,800万円、側溝補修工事1億6,000万円は、通常の補修工事のほか、震災の影響による復旧工事分を増額し、合わせて4億5,000万円を措置いたしました。  288・289ページをお開きください。  289ページの維持管理課、002道路除排雪経費3億6,361万1,000円のうち、02除雪経費につきましては、2億2,848万3,000円を措置し、そのうち、除雪委託料につきましては、前年度とほぼ同様の1億6,018万5,000円を措置いたしました。  290・291ページをお開きください。  004除雪車購入事業6,100万円のうち、01除雪車購入国庫補助事業3,000万円は、除雪車2台の更新を、また、02除雪車購入市費事業3,100万円は、ロータリー除雪車1台を更新し、除雪体制の整備を図るものでございます。  011地域生活基盤整備事業、01集落克雪活動基盤整備事業690万円は、高柳町地区の小型ロータリー除雪車の更新経費でございます。  次に、3目道路新設改良費について、都市整備課、001道路新設改良事業3億1,440万円のうち、03道路新設改良市費事業4,000万円は、次年度以降、整備を行う路線の調査等を実施いたします。08道路新設改良合併特例事業1,450万円は、高柳町岡田地内の市道柏崎大坪入村線の整備を行います。本路線は、本年度で完了予定です。09道路新設改良地方道路等整備事業2億5,990万円は、大字堀地内の市道柏崎8-109、111号線のほか、7路線の整備を行います。  次ページ、292・293ページをお開きください。  4目橋りょう維持費、維持管理課、001、01橋りょう維持補修事業750万6,000円は、橋梁の塗装や老朽化している欄干の取りかえなどの工事を予定しております。  次に、002、01橋りょう修繕事業5,013万4,000円は、橋梁の地震対策工事として計画的に実施している落橋防止装置の設置及び、平成20年度に策定した橋梁長寿命化修繕計画に基づき設計委託及び修繕工事を実施するものです。  なお、本年度より5カ年計画で、原子力発電施設等立地地域特別交付金により、耐震設計上、緊急に補強が必要な橋梁について、補強工事を実施いたします。  296・297ページをお開きください。  3項河川費、3目河川改修費、297ページの上段、都市整備課、001河川改修事業1億9,785万円のうち、04河川改修市費事業1,335万円は、河川断面が狭小であったり、護岸が脆弱になっている河川の部分的な整備を行います。07河川改修合併特別交付金事業1億2,500万円は、西山町別山地内の沢田川の治水対策に向けた整備で、前年度に調査設計を実施し、今年度はJR越後線及び県道寺泊西山線の横断部の改修を行います。  なお、施工はJR東日本に委託して行います。  08河川改修緊急事業5,950万円は、大日川の改修及び、よしやぶ川の護岸が老朽している箇所の整備を行います。  298・299ページをお開きください。  5項都市計画費、1目都市計画総務費、都市整備課、099、01一般経費の中で、都市計画施設見直し業務委託料340万円は、昨年度改定した都市計画マスタープランに基づき、長期未着手になっている都市計画道路及び、公園の見直しのための交通量などの調査を委託するものでございます。  304・305ページをお開きください。  5項4目公園管理費のうち、305ページ、中ほど、006公園等整備事業の05公園施設長寿命化計画策定事業1,005万円のうち、公園施設長寿命化計画策定委託料1,000万円は、公園施設の維持管理について、予防、保全的な維持管理を行うため、国の補助事業を導入して、公園施設の長寿命化計画を策定いたします。今年度から平成24年度までの3カ年で、全公園の長寿命化計画を策定する予定であります。  次に、6目柏崎・夢の森公園事業費、維持管理課、001柏崎・夢の森公園管理運営事業4,220万円は、柏崎・夢の森公園の管理運営と、そのフィールドを利用して展開します環境学校の運営に要する経費でございます。01柏崎・夢の森公園施設管理費に1,825万2,000円を、306・307ページをお開きください、02里山等保全管理費に1,794万8,000円を、03柏崎・夢の森公園施設整備事業に600万円を措置し、管理運営を行ってまいります。  002の01環境学校運営事業3,358万5,000円は、環境学校体験プログラムの運営経費でございます。  003基金積立金、01柏崎・夢の森公園維持管理基金積立金1,497万2,000円は、基金利子積立金でございます。  308・309ページをお開きください。  7目中心市街地活性化推進費、下段の都市整備課、101柏崎駅周辺整備事業、01柏崎駅周辺道路整備事業1億2,230万円は、柏崎駅を中心とした中心市街地のにぎわいの創出に向けて、関連する市道の整備であり、市道柏崎2-3号線の整備を昨年度に引き続き継続し、今年度は、用地買収等を進めてまいります。02南北連絡歩道橋整備事業5,022万3,000円は、新市民会館の開館や駅前土地区画整理事業の進捗にあわせ、JR信越本線と越後線を横断する歩道橋の整備に向け、本年度は、地質調査と実施設計を行います。  102まちづくり交付金事業(都市整備課)、01柏崎駅前地区まちづくり交付金事業5,000万円は、土地区画整理区域内を流れます鵜川1号雨水幹線、浜屋川でございますが、の新市民会館の楽屋搬入路と、駅前公園への乗り入れ工事でございます。  310・311ページをお開きください。  6項住宅費、1目住宅管理費、建築住宅課、002住宅維持管理事業、02市営住宅管理費1,941万8,000円は、市営住宅の維持管理をするための経費でございます。  312・313ページをお開きください。  03県営住宅管理費1,811万4,000円は、県営住宅を維持管理するための経費でございます。  以上でございます。  よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(斎木裕司)  次に、消防長。 ○消防長(須田正明)  それでは、消防本部所管部分の歳出の主な内容について、御説明申し上げます。  予算書312・313ページをごらんください。  9款消防費、1項消防費、1目常備消防費12億1,294万4,000円は、消防職員の人件費と消防全般の経費について、予算措置したものであります。  次の、315ページをごらんください。  説明欄の102常備消防一般管理費7,973万6,000円についてでありますが、これは、その下の、01予防業務経費98万4,000円、02警防業務経費562万3,000円、03消防車両等管理費1,273万1,000円及び、04一般経費6,039万8,000円であります。  次に、ページの316・317ページ、下段をごらんください。  9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費1億3,968万3,000円でありますが、これは、消防団担当職員の人件費と消防団関係の経費について、予算措置したものでございます。  総務課、002非常備消防一般管理費1億3,035万2,000円につきましては、01消防団員報酬3,529万7,000円、02消防団員費用弁償2,576万5,000円、03消防団員被服費250万円、04非常備消防施設維持管理費863万円、05分団活動費1,482万2,000円と、1枚めくっていただき、319ページの、上段の06一般経費4,333万8,000円であります。  次に、中段の、3目消防施設費4億3,783万9,000円についてでありますが、これは、総務課、001消防機械器具施設整備事業83万2,000円は、消防用ホース等購入する経費であります。  次に、002水利施設整備事業3,167万5,000円は、01防火水槽整備事業に950万円、これにつきましては、笠島地内に防火水槽を整備するための土地購入費と、それに伴う用地測量費、並びに、上輪地内に今年度、防火水槽を設置する工事経費であります。02消火栓整備事業2,217万5,000円は、消火栓設置及び、これらの改良工事に伴う負担金が主なものでございます。  次に、003常備消防施設整備事業4億533万2,000円でありますが、01常備消防施設整備事業2億9,188万円は、消防緊急通信施設の部分更新費用として1億1,500万円及び、高柳・西山分遣所の移転改築整備費用に1億7,335万円などでございます。次に、02常備消防車両整備事業1億85万2,000円は、本署に配備しております高規格救急自動車、並びに指揮車及び業務連絡車の更新と、現在、西本町分遣所に配備しております、15メートル級はしご車の更新経費でございます。車両別経費といたしましては、高規格救急自動車1,995万7,000円、指揮車375万円、業務連絡車130万円、15メートル級はしご車7,550万円などであります。次に、03常備消防資機材整備事業1,260万円は、更新予定の高規格救急自動車に取りつける救急資機材を購入経費に980万円、それと、本署及び各分遣所に配置しております救急用滅菌機を更新する経費の280万円でございます。  最後になりますが、下段の、4目水防費28万円、総務課、001水防事業28万円は、消防団員が水防作業等を行うときの雨衣を購入する経費でございます。  以上でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、教育次長。 ○教育次長(赤川道夫)  教育委員会所管の歳出予算につきまして、新規及び主なる事業を中心に、御説明申し上げます。  初めに、5款労働費でございます。  232・233ページをお開きください。  1項労働諸費、2目勤労青少年ホーム運営費です。  003勤労青少年ホーム事業費352万4,000円は、01ヤングカルチャー運営費及び、03勤労青少年相談事業として、働く青少年はもとより、就業したくても就業できない青少年の悩みに対処するための夜間相談事業の経費でございます。  次に、7款の商工費でございます。  少し飛びまして、280・281ページをごらんください。  1項商工費、4目交流プラザ運営費です。  001交流プラザ管理運営事業2,579万1,000円は、市民プラザ内にあります、産業振興機能を持つ交流プラザ部分の管理運営経費でございます。  次に、10款の教育費でございます。  飛びまして、324・325ページになります。  1項教育総務費、2目教育委員会事務局費です。  教育総務課分ですが、次のページ、326・327ページをお開きください。  104奨学金貸付事業5,382万3,000円は、貸付金を初め、貸付事業に要する経費であります。新年度も、20人の新規貸し付けを予定しております。引き続き、地元2大学進学学生の優先枠5人分をこの中に設け、経済的な負担の軽減を図って、地元大学志向が高まるよう配慮いたします。  なお、卒業後の償還が平成19年度から始まっております。  次、105基金積立金4,506万円は、奨学金貸し付けの原資として10年間、毎年3,000万円、それに貸し付けの償還分と基金利子を合わせて積み立てるものです。  106教員住宅費457万9,000円のうち、02教員住宅整備事業395万円は、使用不能となっている西山町教員住宅の解体工事費用です。  107エネルギー管理経費228万1,000円は、省エネ法の改正に伴い、新たに教育委員会にエネルギー管理員等を設置し、省エネに取り組む事業計画や、その実績報告を作成いたします。  1枚めくっていただきまして、328・329ページの、3目義務教育振興費にまいります。2段目になります。  学校教育課、001特別支援教育推進事業4,216万9,000円の主なものは、02特別支援学級介助事業として、児童の学習指導、自立のための身辺介助、機能訓練を行う介助員を、引き続き、21人配置する経費などであります。  次に、330・331ページでございます。  003教育支援事業のうち、13柏崎の教育3・3・3運動推進事業388万円は、学校・家庭・地域が連携して子供の健やかな成長を目指すため、推進事業4年目となる新年度も、全小・中学校で計画、実践して行う体験活動を支援するものです。次の、15学校支援地域本部事業190万円は、地域での学校教育支援体制づくりを推進し、地域の教育力の活性化を図るもので、3年目の取り組みとなります。16教育支援員事業1,110万7,000円は、国の緊急雇用創出事業に基づく事業であり、21年度は、補正予算をお願いして、新規事業として行いました。学校で各種補助業務を行う教育支援員5人を引き続き配置したいというものです。次の、17キャリア教育パイロット事業80万円は、地域の人材を活用して、小学校、中学校、高等学校における系統的な学習、職場体験などを行い、これからの社会生活を送る力が身につくよう取り組むものであり、県からの委託を受けて実施いたします。  なお、21年度は、新規事業として補正予算をお願いいたしました。  004英語教育推進事業2,788万3,000円は、語学指導助手、いわゆるALT、5人を採用し、英語教育や国際理解教育の推進を図るものです。  一番下へまいりまして、005指導補助事業1,084万9,000円は、学級経営の現場で学級指導、生徒指導の効果がある指導補助員を引き続き、市単独事業で小・中学校に、合わせて5人配置したいというものです。  次、332・333ページにまいります。  2段目、4目教育センター費です。  下の方にまいりまして、004適応指導教室推進事業569万8,000円は、不登校などの状態にある児童・生徒が、教育センターにある、ふれあいルームに通いながら、学校への復帰や自立ができるよう支援するものです。  一番下になりますが、005教育相談事業1,029万3,000円は、児童・生徒の学校や家庭における問題、心の悩み、不登校、いじめ、軽度発達障害などについて、専門的な相談支援を行うものであり、次の、334ページ、335ページになりますが、01不登校、いじめ対策事業及び、02カウンセリングルーム運営費があります。  同じく、335ページの、006教職員研修事業958万5,000円の主なものとしては、学校現場で活用されている教育情報支援システムの管理運営、パソコン1人1台環境の整備による校務支援システムの有効活用など、教職員の情報セキュリティーの確保や、教育の情報化を推進するための指導や助言を行う経費であります。  下の段、2項小学校費、1目学校管理費にまいりまして、一番下、002学校管理事業につきましては、次の、336・337ページをお開きください。  下の方、04学校用務員委託事業9,780万円は、小学校用務員25校分の民間委託に要する経費です。学校統合により、前年度に比べ1校分減っております。後ほどの中学校費の12校分と合わせまして、小・中学校全体37校で用務員業務を民間委託しております。  1枚めくっていただきまして、338・339ページをお開きください。  2目教育振興費です。  002情報機器管理事業1億1,433万7,000円は、市内全小学校の教育ネットワークシステムサービス委託料及びプロバイダー使用料などであります。  なお、中学校費においても、同様の経費を計上してございます。  中ほどにまいりまして、学校教育課の102就学奨励事業2,838万8,000円の中には、経済的理由により就学が困難な小学校児童への援助を行う、01就学援助費と、特別支援学級に在籍する児童を対象とする、02就学奨励費の2つがあります。同様に、後ほどの中学校費でも、経費を計上してございます。  次に、340・341ページをごらんください。  3目学校建設費です。  001小学校建設事業、合計10億2,519万6,000円のうち、02枇杷島小学校改築事業は7億7,248万2,000円を計上いたしました。建設工事2年目として、建築本体、機械設備、電気設備工事のほか、旧校舎解体工事、外構工事が含まれております。03北条小学校改築事業1,890万円は、新規事業であります。北条南、北条北小学校が、ことし4月に統合し、北条小学校となります。この小学校の改築事業として、まず、基本設計、地質調査を行います。この基本設計につきましては、プロポーザル方式により、委託業者を決定したいと思います。学校の改築としては、初めての試みであります。  なお、改築位置としては、現在の北条中学校に併設する計画でございます。
     05上米山小学校屋体解体事業1,350万円は、ことし4月に鯨波小学校へ統合する上米山小学校の屋内体育館、プールの解体工事費でございます。20耐震補強事業1億6,371万4,000円は、児童の安全確保とともに、災害時には避難所となる学校施設について、年次計画により実施するものであります。前年度の耐震診断に基づき荒浜小学校の校舎及び、半田小学校の屋内体育館の補強工事費として1億4,559万円のほか、半田小学校の校舎について、耐震診断と補強設計までの委託料などが主なものであります。22アスベスト除去事業4,000万円は、門出小学校のアスベスト除去工事費であります。  下の段、3項中学校費、1目学校管理費に入ります。  1枚めくっていただきまして、342・343ページ、中ほど、04学校用務員委託事業につきましては、先ほど、小学校費の中で御説明したとおりであります。  下の段、2目教育振興費ですが、次のページ、344・345ページにまいりまして、002情報機器管理事業5,731万6,000円は、先ほどの小学校費と同様、市内全中学校の教育ネットワークシステムサービス委託料が主な内容であります。  下の方にまいりまして、103心の教室相談員事業127万2,000円は、中学校において、生徒の悩みなどの教育相談に対応するため、相談員を設置するものです。  次に、346・347ページをごらんください。  上から2段目、3目学校建設費です。  001中学校建設事業750万円は、西山中学校のプールフェンスや各学校の火災報知機などの消防用設備の改修工事費でございます。  次の段、4項社会教育費、1目社会教育総務費にまいります。  生涯学習課、002生涯学習推進事業、02市民大学開設事業152万6,000円は、市内の2つの大学と連携して、歴史・文化や今日的テーマなどの講座を実施し、市民に幅広く学ぶ場を提供するものです。  1枚めくっていただきまして、348・349ページ、中ほどになりますが、010地域で育む子ども育成事業78万5,000円については、子供たちが思いやりや協調性を持ち、みずから考え、みずから行動できる力を養うためには、地域の意識向上、親教育の充実を図る必要があることから、PTA連合会と協力して、講演会、研修会などを実施するものでございます。  次の、012学習プラザ管理運営事業2,702万1,000円は、先ほど、7款で御説明しました交流プラザ管理運営費と同様に、市民プラザの中にあります、柏崎公民館としての学習プラザ部分の管理運営経費でございます。  014放課後子ども教室推進事業465万2,000円は、放課後子どもプランに沿って、放課後や週末に、地域の施設などを活用し、子供の居場所づくり、子供たちに遊びや学びの機会を提供する事業であり、21年度に引き続き、比角・野田・柏崎・高柳の4つの地域で実施いたします。  次の、350・351ページをごらんください。  2段目、2目埋蔵文化財保護費でございます。  教育総務課、021遺跡発掘調査事業7,918万2,000円について、01柏崎市内遺跡発掘調査事業から、1枚めくっていただきまして、353ページの下にあります、45女谷遺跡群までは、遺跡の発掘調査や出土物の整理作業などに要する経費です。このうち、この353ページ、45の女谷遺跡群3,000万円は、市野新田ダムの関連事業である導水管工事の計画があるため、事前に発掘調査を行うものであります。  1枚めくっていただきまして、355ページ、46埋蔵文化財保存活用整備事業280万6,000円は、西山町地域内の23の遺跡の発掘調査の結果を集約、整理するとともに、市制施行70周年事業として、考古資料展を開催するものであります。98埋蔵文化財一般経費1,324万8,000円は、遺跡調査の拠点であります遺跡考古館及び西山整理室において発掘調査や整理報告業務を行うための経費でございます。  下の段、3目公民館費です。  1枚めくっていただきまして、356・357ページです。  005生涯学習振興市費事業のうち、03家庭教育推進事業45万円は、児童の学齢期を迎えた保護者のほとんどが参加する就学時健診を利用して子育て講座を行い、早寝早起き朝ごはんを初めとする、家庭教育の重要性を理解していただくものでございます。  下の段、4目図書館費に入ります。  001図書館管理運営費8,438万1,000円のうち、次の、359ページにまいりまして、中ほど、07イベント開催費201万円は、毎年度行っている事業のほか、市制施行70周年記念として、柏崎のこれまでの歩みを振り返る写真展、また、貞心尼にちなんだ絵はがきの発行などを実施するものであります。  1枚めくっていただきまして、360・361ページ、中ほど、13図書館車両購入事業260万円は、平成8年に購入して以来、主に移動図書館等に使用しているワンボックスカーが老朽化したため、入れかえるものでございます。  003図書館施設整備事業597万6,000円は、ソフィアセンター入り口天井の経年劣化したアルミパネルの修繕及び、身体障害者用トイレにシャワーつきのオストメイトや汚物処理機能を整備する工事費用であります。  下の段、5項保健体育費、1目保健体育総務費です。  教育総務課の、002学校給食(単独校)管理事業3,150万2,000円は、単独調理校5校の給食調理業務の民間委託料が主な内容でございます。  1枚めくっていただきまして、362・363ページです。  下の段、2目体育振興費です。  001スポーツレクリエーション事業のうち、02市民スポーツ大会経費740万円の中には、市制70周年記念事業として実施する第9回市民大運動会や第8回柏崎マラソン大会及び、プロバスケットボール大会の開催経費を計上いたしました。  次の、364・365ページに進みまして、002指導者養成・団体育成事業のうち、05一般経費1,711万円は、市体育協会や地区体育協会への支援事業のほか、西山町で進められている総合型地域スポーツクラブ活動に対する事業補助を行うものです。  次の段、3目体育施設費です。  001体育施設管理運営事業、01体育施設管理運営経費3億475万8,000円は、指定管理者である財団法人柏崎市観光レクリエーション振興公社が管理する総合体育館、アクアパークなど、13の施設の管理代行料のほか、市が直営する西山町総合体育館、西山野球場などの管理運営経費でございます。  なお、次のページ、366・367ページ、上から4行目にございますとおり、柏崎マラソンコース公認更新のための経費として90万円を計上いたしました。  次に、中ほど、002体育施設整備事業1億3,615万円のうち、05スポーツハウス整備事業2,500万円は、老朽化したボイラー1基を光熱水費の負担の少ない低出力のボイラー2基に交換するものであります。07県立柏崎アクアパーク整備事業945万円は、老朽化が進んだ流水プールのろ過ポンプ及びボイラー板、火炎板の入れかえ工事が主な内容です。11武道館整備事業8,800万円は、老朽化が進みました外壁、外周フェンス及びサッシの入れかえ工事を実施するものです。  次の段、4目学校給食共同調理場運営費です。  右下の方になりますが、003給食業務管理事業2億5,040万3,000円は、学校給食共同調理場9カ所の運営経費です。主なものは、パート職員などの非常勤職員等賃金5,908万6,000円、そして、次のページ、368・369ページにまいりまして、給食調理業務等委託料1億2,548万4,000円などです。  004給食施設設備整備事業5,980万円については、老朽化が進んでいました三和町の中央地区調理場を2カ所に分散、改築したうちの新しい中央地区共同調理場が完成いたしまして、新年度から操業することに伴い、古い施設を解体・撤去する工事費が主なものでございます。  以上で教育委員会所管事項の説明を終わります。  何とぞよろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  ここでしばらく休憩いたします。               午後 2時54分 休憩         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               午後 3時10分 再開 ○議長(斎木裕司)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第23(議第20号) 平成22年度国民健康保険事業特別会計予算 日程第24(議第21号) 平成22年度老人保健特別会計予算 日程第25(議第22号) 平成22年度後期高齢者医療特別会計予算 日程第26(議第23号) 平成22年度介護保険特別会計予算 日程第27(議第24号) 平成22年度土地取得事業特別会計予算 日程第28(議第25号) 平成22年度墓園事業特別会計予算 日程第29(議第26号) 平成22年度ガス事業会計予算 日程第30(議第27号) 平成22年度水道事業会計予算 日程第31(議第28号) 平成22年度工業用水道事業会計予算 日程第32(議第29号) 平成22年度公共下水道事業会計予算 日程第33(議第30号) 平成22年度農業集落排水事業会計予算 ○議長(斎木裕司)  日程第23 平成22年度国民健康保険事業特別会計予算から日程第33 平成22年度農業集落排水事業会計予算までの11案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  最初に、福祉保健部長。 ○福祉保健部長兼社会福祉事務所長(山田 秀)  議第20号から議第23号まで、一括御説明いたします。  最初に、議第20号平成22年度柏崎市国民健康保険事業特別会計予算について、御説明いたします。  予算書の395ページをお開きください。  第1条で、予算額を定め、第2条で、一時借入金の限度額1億円を定めています。第3条は、歳出予算の流用を定めたものでございます。  事業勘定の予算総額は88億8,865万9,000円で、前年度と比較して3億2,664万1,000円の増額、直営診療施設勘定の予算総額は6億4,160万3,000円で、前年度と比較して1億9,840万1,000円の増額で編成をいたしました。  国民健康保険制度は、平成20年4月から、加入者構成や保険税賦課構造の変更、各保険者間の財政調整制度の見直し、さらには、後期高齢者医療制度の創設など、さまざまな改正が行われました。平成22年度国民健康保険財政は、制度改正の影響を大きく受けることとなりました。  事業勘定では、これらの影響などを踏まえまして、本年度の加入者を1万3,300世帯、2万2,500人と見込み、保険給付費は、過去3年間の実績を勘案しながら算定をするとともに、国民健康保険税は見直しを行い、新たな税率により算定しました。また、現在、持ち合わせている国民健康保険給付等準備基金から3億9,136万1,000円の繰り入れを行い、税率改正幅を抑制をいたしました。医療分の賦課限度額については、現行の47万円から50万円に、支援分は12万円から13万円を改定を見込んで計上しています。  直営診療施設勘定には、高柳診療所の移転に伴います整備費等を計上しました。移転先の高柳町事務所を改修して、1階に医科診療所を、2階に歯科診療所を整備し、平成23年度から診療所で診療を開始する予定でございます。  それでは、予算に関する説明書により、主な事業を中心に、事業勘定の歳出から、順次、御説明いたします。  418ページ、419ページをお開きください。  1款総務費、1項1目一般管理費1億1,682万2,000円、2項1目徴税総務費4,431万3,000円は、職員人件費のほか、医療給付の適正化事業、国保システムサービス委託料、法改正に対応するシステム改修委託費及び収納業務費等の事務的経費を計上しました。  2款保険給付費は、421ページ、下段から、424ページにかけまして、1項療養諸費に52億4,068万5,000円を、2項高額療養費に5億6,873万4,000円を計上し、このほか、3項移送費、4項出産育児諸費、5項葬祭諸費を合わせ、総額で58億4,933万4,000円を計上しました。前年度と比較いたしまして、2億5,132万1,000円の増額となりました。  なお、このうち、療養給付費一般分は、前年度に比べ、1人当たりの保険給付費を1.8%増で見込みました。  次に、3款後期高齢者支援金等に8億4,133万8,000円を計上しました。これは、従来の老人保健拠出金にかわり、各保険者が社会保険診療報酬支払基金に支払うもので、前年度と比較して、8,412万3,000円の減額となっています。  4款前期高齢者納付金等に273万4,000円を計上し、次の、5款1項老人保健拠出金に524万4,000円を計上しました。  426ページにまいりまして、6款介護納付金4億2,693万円は、国保の介護保険第2号被保険者に係る納付金分を社会保険診療報酬支払基金へ納付するもので、前年度と比較して7,266万8,000円の増額で計上しました。1人当たりの納付負担見込み額は5万2,200円となります。  次に、7款共同事業拠出金10億3,647万5,000円は、高額な医療費に対する県内保険者間の再保険制度で、国保連合会に拠出するものです。  8款保健事業費にまいりまして、1項1目保健衛生普及費に1億1,574万7,000円を計上しました。保健事業として、総合健診や特定健康診査及び保健指導を実施いたします。  430ページ、11款諸支出金にまいりまして、3項繰出金4億584万6,000円は、北条診療所、野田診療所及び高柳診療所の運営費等について、直営診療施設勘定へ繰り出すものです。  12款は、予備費でございます。  以上で歳出を終わりまして、次に、歳入について、御説明します。  前に戻っていただきまして、408ページ、409ページをお開きください。  1款1項国民健康保険税は19億6,091万9,000円を計上しました。前年度と比較して、3億682万1,000円の増額となっています。国民健康保険税の医療分につきましては、医療費の増嵩及び前期高齢者交付金の減少により、実質収支の大幅な赤字が予測されることから、また、後期高齢者支援金の納付に要する費用に充てております医療分とともに、応能・応益割合の見直しを行い、新たな税率により算定をしています。また、介護分については、介護給付費納付金見込み額の増額に伴い、第2号被保険者の税率についても、新たな税率により算定、計上しております。  次に、410ページ、3款国庫支出金は、1項国庫負担金16億1,108万2,000円、2項国庫補助金4億3,670万9,000円の、合わせて20億4,779万1,000円を計上しました。療養給付費負担金及び財政調整交付金の増額を見込んでおります。  4款療養給付費交付金3億8,814万7,000円は、社会保険診療報酬支払基金からの退職者医療費に対する交付金で、前年度と比較して、6,333万4,000円の増額で計上しました。  412ページ、5款前期高齢者交付金17億5,509万6,000円は、前期高齢者の医療給付費及び後期高齢者支援金に対する医療制度間の財政調整として、社会保険診療報酬基金から交付されるものですが、平成20年度の交付金精算額5億1,989万4,000円が差し引かれて交付されることを見込み、前年度と比較して、10億3,289万3,000円の減額で計上しました。  次の、6款県支出金にまいりまして、1項県負担金4,568万9,000円は、高額医療費共同事業負担金及び特定健康診査等負担金を計上しました。  2項県補助金3億2,185万3,000円は、財政調整交付金で、1号調整交付金は、療養給付費等に対するものであり、2号調整交付金は、主に保険者の健康事業に対する、健康事業の取り組みに対する評価に基づき交付されるものです。  7款連合会支出金113万6,000円は、保健事業に対する国保連合会からの補助金を見込み、計上しました。  8款1項共同事業交付金は、高額な医療費に対する国保団体連合会からの交付金を10億1,304万1,000円計上しました。  414ページ、10款繰入金にまいりまして、1項他会計繰入金8億9,246万1,000円は、前年度と比較して、2億6,217万5,000円の増額で計上しました。法定繰入金として、保険基盤安定繰入金を2億7,918万2,000円、職員給与費等繰入金を1億6,726万3,000円、そのほか、出産育児一時金等繰入金、財政安定化支援事業繰入金をそれぞれ計上し、その他一般会計繰入金の直診勘定分3億8,735万円は、北条・野田及び高柳診療所の運営費等の不足分に対応するものです。  2項基金繰入金は、給付費等の財源不足を補てんするため、給付費等準備基金から3億9,136万1,000円を取り崩して繰り入れるものでございます。  416ページ、11款繰越金は、3,789万2,000円を計上しました。  12款諸収入は、延滞金のほか、人間ドック及び特定健康診査等の一部負担金が主なものです。  以上で事業勘定の説明を終わり、続いて、直営診療施設勘定について、御説明いたします。  予算書は、437ページからになります。  最初に、歳出から御説明いたします。
     446ページから450ページにかけまして、1款総務費、1項施設管理費は、野田・北条及び高柳診療所の運営費3億2,379万6,000円を計上しました。  2項研究研修費106万円は、医師の研究研修費でございます。  452ページ、2款医業費にまいりまして、1項医業費は、診療所の医療用器材器具、消耗器材、医薬品材料費などを計上していますが、今年度は、高柳診療所の町事務所への移転工事に伴い、医療機器の整備も必要となることから、高柳診療所医療用備品費として1,440万円を計上しました。  454ページ、3款施設整備費1億9,032万円は、高柳診療所移転に伴う工事費など、整備事業に必要な経費を計上しました。  次に、歳入について、御説明いたします。  前に戻っていただきまして、440ページ、441ページをお開きください。  1款診療収入、1項外来収入は2億541万9,000円を、2項その他の診療収入は560万5,000円を、3項入院収入は1,783万3,000円を計上しました。  444ページ、5款繰入金、1項事業勘定繰入金4億584万6,000円は、運営費等の不足を補うため、一般会計からの繰入金を事業勘定で受け入れをし、診療所に係る国県支出金と合わせて事業勘定から繰り入れるものでございます。  以上が直診勘定分でございます。  以上で国民健康保険事業特別会計の説明を終わらせていただきます。  続きまして、議第21号平成22年度柏崎市老人保健特別会計予算について、御説明いたします。  予算書の463ページをお開きください。  第1条で、老人保健特別会計の本年度予算総額を89万1,000円と定めています。前年度と比較して、434万3,000円の減額でございます。これは、平成22年度が老人保健特別会計の最終年度であり、精算処理が主な業務となることから、大きく減額となりました。  それでは、歳出から御説明いたします。  474・475ページをお開きください。  1款1項総務管理費48万7,000円は、第三者行為求償事務負担金、基幹業務システム管理費などが主なものです。  2款1項医療諸費40万3,000円は、精算請求に係る総医療費から一部負担金を差し引いた医療給付費ほかを計上いたしました。  次に、歳入について、御説明いたします。  前に戻っていただきまして、472・473ページをお開きください。  1款1項支払基金交付金20万3,000円は、支払基金からの交付金で、2款1項一般会計繰入金の68万1,000円は、医療給付費、医療費支給費に対する不足分及び、事務費分を一般会計から繰り入れるものでございます。  以上で老人保健特別会計の説明を終わります。  続きまして、議第22号平成22年度柏崎市後期高齢者医療特別会計予算について、御説明いたします。  予算書の479ページをお開きください。  第1条で、後期高齢者医療特別会計の予算総額を8億7,646万1,000円と定めています。前年度と比較して、3,473万6,000円の減額となります。  それでは、歳出から、御説明いたします。  492・493ページをお開きください。  1款1項総務管理費1,811万8,000円は、非常勤職員賃金、電算システム管理料等の委託料、その他、事務費を計上したものです。  2項徴収費371万6,000円は、保険料徴収に係る経費です。  2款1項後期高齢者医療広域連合納付金8億5,260万7,000円は、徴収した保険料等の広域連合への納付金で、内訳といたしましては、徴収した保険料や保険基盤安定繰入金が主なものでございます。  次に、歳入につきまして、御説明いたします。  前に戻っていただきまして、488・489ページをお開きください。  1款1項後期高齢者医療保険料は6億6,362万3,000円を計上しました。保険料率は、平成21年度と同様に、1人当たり、所得割額7.15%、均等割額3万5,300円とするもので、低所得者世帯に対する保険料軽減も考慮してございます。  2款1項一般会計繰入金2億1,280万3,000円は、事務費繰入金として2,282万円を、保険基盤安定繰入金として保険料軽減補てん分1億8,998万3,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。  以上で後期高齢者医療特別会計の説明を終わります。  続きまして、議第23号平成22年度介護保険特別会計予算について、御説明いたします。  予算書、499ページをお開きください。  第1条、第1項で、歳入歳出予算の総額を71億5,387万6,000円と定めています。前年度と比較して、5億6,233万5,000円の増額で編成しました。  第2条で、歳出予算の流用を定めています。  介護保険事業は、在宅での生活が続けられるよう、介護予防事業や通所サービスの拡充と施設入所待機者数の改善、これらを相関的に進めていく必要があります。第4期介護保険事業計画の着実な推進に向け、引き続き、介護保険事業者や地域包括支援センターなどと連携して取り組みを進めてまいります。  それでは、歳出から御説明いたします。  518ページをお開きください。  1款1項総務管理費は1億9,020万4,000円を計上しました。職員人件費及びアウトソーシングに係るシステムサービス委託料が主なものです。  次のページにかけまして、3項介護認定審査会費7,560万9,000円は、介護認定審査会及び認定調査等に係る経費です。  522ページにまいりまして、5項運営協議会等費には、第5期介護保険事業計画の策定に着手するため、計画策定費280万6,000円を計上しました。  次の、2款保険給付費にまいりまして、1項介護サービス等諸費、524ページの計欄になりますが、60億1,748万8,000円を計上しました。これは、要介護1から5の認定を受けた利用者に対する介護サービス給付費で、前年度と比較して、4億9,531万7,000円の増額となります。  522ページに戻りますが、1目居宅介護サービス給付費23億6,261万4,000円は、平成21年度の利用実績と、新たな介護つき有料老人ホームの整備を勘案し、計上しました。  3目地域密着型介護サービス給付費に6億1,713万2,000円を計上しました。現在、整備中のグループホーム、小規模多機能型居宅介護施設がそれぞれ1カ所あります。また、本年度にはグループホーム1カ所と小規模多機能型居宅介護施設3カ所の整備を計画していることから、前年度に比較して2億5,356万円の増額となっております。  524ページ、5目施設介護サービス給付費27億4,591万9,000円は、介護老人保健施設の利用増を見込んで計上し、そのほかは、実績に基づいて計上しました。  下段から、526ページにかけまして、2項介護予防サービス等諸費に3億2,827万4,000円を計上しました。要支援1から2に認定された方に対する介護予防サービス給付費で、前年度と比較して、4,001万9,000円の増額となっています。  このうち、1目介護予防サービス給付費2億6,559万9,000円は、介護つき有料老人ホームの整備による予防給付分を見込みました。  3目地域密着型介護予防サービス給付費1,622万8,000円は、小規模多機能型居宅介護施設の整備に伴う利用増を見込みました。そのほかは、実績に基づき計上しました。  4項高額介護サービス等費8,435万6,000円は、自己負担額が一定額を超えた場合に支給するものでございます。  5項高額医療合算介護サービス等費3,290万1,000円は、医療保険と介護保険における自己負担の合算額が著しく高額となる場合に、負担を軽減するものでございます。  528ページ、中ほどでございますが、6項特定入所者介護サービス等費2億4,413万6,000円は、低所得のサービス利用者の食費・居住費の自己負担額を軽減するための給付費です。  次に、3款地域支援事業費にまいりまして、1項1目介護予防特定高齢者施策事業費3,664万3,000円は、65歳以上の方を対象に、生活機能評価健診を実施し、要支援・要介護状態になるおそれのある高齢者を早期に把握し、介護予防につなげるための事業経費などを計上しました。  530ページ、下段、2目介護予防一般高齢者施策事業費1,496万1,000円は、介護予防に取り組む経費でございます。  532ページ、2項包括的支援事業・任意事業費1億931万8,000円は、地域包括支援センターに委託する包括的支援事業が主なものでございます。  534ページ、下段、4款基金積立金123万2,000円は、介護給付費準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の利子を積み立てるものでございます。  以上で歳出を終わりまして、次に、歳入について、御説明いたします。  戻っていただきまして、510ページをお開きください。  1款保険料11億7,334万6,000円は、前年度と比較して2,078万3,000円の増額を見込んでいますが、これは、21年4月からの介護報酬改定に伴う保険料の上昇分について、21年度は全額国費により補てんをされましたが、22年度は2分の1になることによるものでございます。  4款国庫支出金、1項国庫負担金11億7,600万1,000円は、保険給付費に対する国の負担金です。  2項国庫補助金4億9,760万2,000円は、保険者間の調整を行う調整交付金、地域支援事業に対する介護予防事業分、包括的支援事業・任意事業分をそれぞれ見込みました。  512ページ、5款支払基金交付金20億3,010万3,000円は、第2号被保険者の保険料分として交付を受ける介護給付費交付金と、地域支援事業の介護予防事業に対する交付金を見込みました。  6款県支出金、1項県負担金10億691万2,000円は、保険給付費に対する県の負担金です。  2項県補助金2,815万9,000円は、地域支援事業に対する交付金で、介護予防事業分、包括的支援事業・任意事業分をそれぞれ見込みました。  514ページ、8款繰入金にまいりまして、1項一般会計繰入金は、総額で11億4,040万5,000円を計上し、1目介護給付費繰入金8億3,958万1,000円は、保険給付費に対する負担分として、2目及び3目は、地域支援事業に対する繰入金として、介護予防事業分と包括的支援事業・任意事業分をそれぞれ計上しました。  4目その他一般会計繰入金2億7,266万7,000円は、職員の人件費や一般経費及び、認定審査会等に係る事務費の繰入金です。  2項繰入金9,657万円は、介護報酬改定に伴う保険料の上昇抑制措置として、介護従事者処遇改善臨時特例基金から1,615万1,000円、保険料の不足分として介護給付費準備基金から8,041万9,000円を繰り入れるものです。  9款繰越金76万1,000円は、保険料の還付金を計上したものです。  以上で介護保険事業特別会計の説明を終わります。  御審議のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、財務部長。 ○財務部長(近藤清信)  それでは、議第24号平成22年度土地取得事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。  予算書の、547ページをお開きください。  この会計は、条例で定めております土地開発基金を原資として、公共事業用地等の取得を円滑に行い、その経理の明確化を図るために設置をしておるものでございます。本年度の予算総額は5億円、前年度比2億円の減額となっております。  それでは、歳出から御説明を申し上げますので、予算書の558・559ページをお開きください。  1款1項1目公共用地取得費3億円は、道路整備等の公共事業実施に係る公共用地の先行取得のため土地購入費1億9,200万円、物件補償費1億800万円をそれぞれ計上したものであります。  2款諸支出金、1項1目基金償還金2億円は、先行取得した用地の買い戻しによる基金への償還金1億8,140万円と、基金運用利子の積立金1,860万円を措置するものであります。  次に、歳入につきましては、556・557ページをごらんください。  そこに記載のとおり、1款財産収入、1目不動産売払収入で2億円、2款基金借入金で3億円を措置し、歳出との均衡を図ってるものであります。  以上、何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(斎木裕司)  次に、市民生活部長。 ○市民生活部長兼復興管理監(北原 惠)  続きまして、議第25号平成22年度柏崎市墓園事業特別会計について、御説明をさせていただきます。  予算書の方は、563ページからになります。  まず最初に、柏崎市墓園の現況について、御説明をさせていただきます。  現在、合計2,541区画が整備をされております。このうち、平成22年1月末現在で、2,437区画が貸し出しされておりまして、残りの保留墓地は104区画となっております。  それでは、歳出から御説明をさせていただきます。  予算書は、574・575ページをお開きをいただきたいと思います。  墓園事業特別会計の歳出合計は1,244万3,000円で、前年度に比べ、92万1,000円の減額となっております。  1款1項事業費、1目墓園管理費の説明欄、001の01墓園管理事業574万3,000円につきましては、前年度に比べ、395万円の減額となっております。この減額の理由につきましては、21年度は、5年に1回の墓地管理手数料が入る年になっているわけでございますが、22年度は、その分がないために、墓園管理基金への積立金が減ったことによるものでございます。そのほかの主なものにつきましては、中ほどにございます、外部委託しております、墓園の日常管理のための墓園管理委託料210万8,000円であります。  次に、2目墓園管理事業費、001の01墓園整備事業670万円につきましては、21年度に第9区のわきに52区画整備したところの舗装工事と水路工事、それから、第5区の土どめ補修工事、それから、第6区ののり面補修工事を予定をしており、その工事請負費470万円と合わせ、コンクリートブロックなどの原材料費200万円でございます。  次に、歳入でございますが、1枚お戻りをいただきまして、572・573ページをごらんをいただきたいと思います。  1款使用料及び手数料、1項使用料、1目墓地使用料、1節の墓地永代使用料360万円は、保留墓地の新規貸し付け分20件を見込みました。  2項手数料、1目墓地手数料、1節墓地管理手数料29万5,000円は、新規貸し付け分と、昭和54年に貸し付けて30年を経過した方から、経過措置分の手数料の合計額であります。  次に、2款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金、1節墓地管理基金利子収入18万4,000円は、墓地管理基金の利子収入であります。
     次に、5款繰入金、1項1目基金繰入金、1節墓園管理基金繰入金831万4,000円を基金から取り崩し、墓園整備と墓園管理の財源に充て、歳入合計1,244万3,000円で、歳出との均衡を図っております。  以上、柏崎市墓園事業特別会計について、御説明させていただきました。  何とぞよろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(斎木裕司)  次に、ガス水道局長。 ○ガス水道局長(村木正博)  議第26号から議第30号まで、一括御説明申し上げます。  最初に、議第26号平成22年度ガス事業会計予算について、御説明申し上げます。  予算書は579ページからであります。  ガス事業は、天候に左右されやすい事業の特殊性や、電気・石油・プロパンガス等の他燃料との競争の中にあるなど、依然、厳しい経営環境下にあります。  地球温暖化対策や原油高騰等を背景とした石油からガスへの転換や、新規需要開発などに取り組んできたものの、いまだに経済不況の影響から脱し切れておらず、1月末までの累計販売量は、対前年比で3.6%減少し、中越沖地震以降、オール電化住宅への建てかえが進む、主力の家庭用で0.1%の減少にとどまっているものの、工業用で13.1%と大幅に減少しています。収益面につきましても、工業用の影響から、1.7%減少していることから、厳しい経営状況にあります。また、平成22年3月1日から、原料費調整制度導入に伴うガスの料金改定を実施いたしますが、LNG価格が上昇してきていることから、その価格変動が今後の需要開拓に大きな懸念材料となってきております。  今後も、不安定な経済情勢によるガス売上への影響が深刻化してくるものと予想される中、経年管対策や供給施設の更新、災害に強いライフラインの整備や安全対策など、経費はかさむ傾向にありますが、事務・事業の合理化、効率化に努めながら、安定供給・保安の確保と、さらなるお客様サービスの向上を目指してまいりたいと考えております。  本年度の予算規模は、対前年度比8.2%増、49億9,594万9,000円を計上いたしました。  それでは、予算書に従いまして、御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量であります。  第3条は、収益的収入及び支出、すなわち、一事業年度の経営活動に伴い発生するすべての収入と、それに対応するすべての支出の予定額であります。  まず、収入から御説明申し上げます。  第1款ガス事業収益は、第1項営業収益として、ガス売上収入29億5,390万4,000円ほか、33億2,334万1,000円を計上いたしました。  次に、支出について、申し上げます。  第1款ガス事業費用は、第1項営業費用27億2,119万5,000円を初めとして、32億611万9,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入・支出差し引き額は、1億1,722万2,000円で、消費税などを除く当年度純利益は3,695万9,000円となります。  次に、第4条は、施設の建設改良に関する投資的な収入と支出で、企業の将来の経営活動の基礎となり、収益に結びついていくこととなる資本的収入及び支出の予定額であります。  まず、第1款資本的収入でありますが、第1項企業債2億2,900万円を初めとして、9億8,251万5,000円を計上いたしました。  なお、平成22年度から災害復旧事業債の元金償還が始まることなどから、一般会計からの繰入金として、第3項出資金1億8,146万3,000円、第4項補助金4億3,619万2,000円を新たに計上しております。  次のページにまいりまして、支出でありますが、第1款資本的支出は、16億7,260万8,000円を計上いたしました。  なお、資本的収入及び支出の増加要因につきましては、中越沖地震における災害復旧事業債の元利償還が本年度から始まることから、これに係る償還額及び、償還財源としての一般会計からの繰入金の増が主な理由であります。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して6億9,009万3,000円不足することになりますので、前のページ、本文括弧書きに記載のとおり、財源補てんを講じたいというものであります。  次の、第5条から第8条まで及び第10条につきましては、それぞれ記載のとおりであります。  第9条、他会計からの補助金、(4)の経年管対策事業に要する費用補助5,630万円は、新規の項目で、経年管の改良を支援、推進するために、白ガス管など、改良工事を対象として、新たに地方交付税措置が講じられることとなったことから、一般会計からの補助を計上したものであります。  次に、ガス事業に係る主要な事業につきまして、予算に関する説明書で、御説明をいたします。  598・599ページをお開きください。  第1款資本的支出、第1項第2目改良費中、2白ガス管改良工事1億5,550万5,000円は、経年管対策工事として、約1.7キロの白ガス管を改良する経費であります。  600・601ページにまいりまして、7供給設備改良工事、(1)藤井供給所遠隔監視装置改良工事8,368万5,000円は、現装置が設置から12年が経過していることから、新たな遠隔監視装置に更新する経費であります。  以上のほか、詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  次に、議第27号平成22年度水道事業会計予算について、御説明申し上げます。  予算書では619ページからとなります。  水道事業は、ガス事業と同様、天候に左右されやすい事業の特殊性、少子高齢化による世帯構成の変化や人口の減少、節水型社会への移行などにより、依然として、有収水量の逓減傾向に歯どめがかからない状況にあります。1月末現在の累計の有収水量は、対前年度比0.7%の減少、収益面におきましても、0.8%の減少となっております。  加えて、ガス事業と同様に、経済危機による不況の影響が大きな懸念材料となっています。  このように、今後の営業収益への影響が深刻化してくると予想される中、刈羽給水負担金の収入は見込まれるものの、平成22年5月1日からの高柳・西山両地区の料金統一による料金収入の減収、川内ダム改良工事や老朽管対策、経年劣化する給水施設の更新等、施設整備の累増による固定資産除却費及び減価償却費等の増により、経営環境は、今後とも厳しさを増す一方であり、より一層の経営の合理化、効率化に努める必要があると認識しております。  なお、西山給水区域拡張事業につきましては、予定どおり、平成23年3月の給水を目指して事業を進めてまいります。  本年度の予算規模は、対前年度比3.3%減の63億5,681万7,000円で編成いたしました。  それでは、予算書に従いまして、御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量であります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入から御説明いたします。  第1款上水道事業収益は、第1項営業収益として、上水道売上収入24億3,348万2,000円を初めとして、28億4,074万1,000円を、第2款簡易水道事業収益は、9,817万7,000円をそれぞれ計上いたしました。  上水道事業収益と簡易水道事業収益を合わせた収入合計は、29億3,891万8,000円となります。  次に、支出について、申し上げます。  第1款上水道事業費用は、第1項営業費用20億3,808万8,000円を初め、27億1,945万3,000円を、第2款簡易水道事業費用は1億2,994万4,000円を、それぞれ計上いたしました。上水道事業費用と簡易水道事業費用を合わせた支出合計は、28億4,939万7,000円となります。  3条予算におきましては、収入・支出差し引きは8,952万1,000円で、消費税などを除く当年度純利益は5,556万9,000円となります。  次のページにまいりまして、第4条、資本的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入でありますが、第1款資本的収入は、第1項企業債11億350万円を初めとして、21億4,146万6,000円を計上いたしました。  次に、支出でありますが、第1款資本的支出は34億1,789万9,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して12億7,643万3,000円不足することになりますので、本文括弧書きに記載のとおり、財源補てんを講じたいというものであります。  第5条、継続費は、昭和13年に築造した川内ダムについて、ダム構造の安全性を確保するため、堤体補強及び余水吐水路を設置する事業として、平成22年度から平成25年度までの4カ年継続事業で、総事業費15億円を計上するものであります。  次に、第6条から次のページの第9条まで及び第11条につきましては、記載のとおりであります。  第10条、他会計からの補助金、(10)刈羽村給水負担金2億円は、刈羽村からの上水道給水に係る負担金などを原資として、水道料金の安定化対策として、一般会計から補助を受けるものであります。  次に、水道事業に係る主要な事業について、予算に関する説明書で御説明いたします。  646・647ページをお開きください。  第1款資本的支出、第1項第3目改良費中、4の一般改良工事、(1)米山町送水安定化事業2億8,596万6,000円は、中越沖地震による米山町地内聖ヶ鼻付近での斜面崩落に伴い、その土圧により水道管が不安定な状態となっていることから、これを解消し、水道管の安定性を確保する事業であります。  次のページにまいりまして、8川内ダム改良工事4,050万円は、予算書、第5条で御説明しましたとおり、4カ年継続事業の初年度経費を計上いたしました。  以上のほか、詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  次に、議第28号平成22年度工業用水道事業会計について、御説明申し上げます。  予算書では、667ページからとなります。  工業用水道事業は、旧西山町時代、西山町当時、西山工業流通団地への企業誘致推進を目的として開始した事業であります。現在の給水件数は1社であり、有収水量の減少が見込まれる中、経営環境は、極めて厳しい状況にあります。  新年度予算は、対前年度比8%増の333万5,000円で編成をいたしました。  それでは、予算書に従いまして、御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量であります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入から御説明申し上げます。  第1款工業用水道事業収益は、333万5,000円を計上いたしました。  内訳を申し上げますと、第1項営業収益や工業用水道売上収入82万4,000円、第2項営業外収益は、一般会計繰入金及び原子力立地給付金で251万1,000円であります。  次に、支出について、申し上げます。  第1款工業用水道事業費用は、収入と同様、333万5,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入・支出同額ですが、消費税などを除きますと、8万9,000円の当年度純利益となります。  次の、4条から6条につきましては、記載のとおりであります。  以上のほか、詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  続きまして、議第29号平成22年度公共下水道事業会計予算について、御説明申し上げます。  予算書では、683ページからであります。  快適な生活環境を目指して整備を進めてきた当市は、平成20年度末現在、公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽の汚水処理人口普及率は、合わせて96.6%に達しています。  有収水量は、水道事業の有収水量の減少と同様に、1月末累計の対前年度比で1.3%減少し、収益面についても、1.9%減少となっております。  また、昭和56年の供用開始から28年余りが経過した自然環境浄化センターの改築・更新など、施設の老朽化に伴う維持管理に係る経費の増嵩が目立ってきております。加えて、有収水量の増加を図るため、未接続世帯への加入促進に継続して取り組んでいるものの、水道事業と同様、人口の減少、節水型社会への移行等による低迷や、各事業と同様に、経済危機による不況の影響が、今後の大きな懸念材料となっています。  今後、使用料収入への影響が深刻化してくるものと予想され、より一層の経営の合理化、効率化及び負担の適正化に努める必要があると認識しております。  本年度の予算規模は、対前年度当初予算比で1.5%増の54億1,157万9,000円で編成をいたしました。  それでは、予算書に従いまして、御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量であります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入について、御説明申し上げます。  第1款下水道事業収益は、第1項営業収益として、下水道使用料及び雨水負担金を合わせた14億2,698万7,000円を初めとして、27億8,768万8,000円を計上いたしました。  次に、支出について、申し上げます。  第1款下水道事業費用は、下水処理に係る、第1項営業費用19億2,196万9,000円を初めとして、28億3,868万4,000円を計上いたしました。  この結果、3条予算におきましては、収入・支出差し引き5,099万6,000円の収入不足が生じ、消費税などを除く当年度純損失は5,031万3,000円となります。  次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入でありますが、第1款資本的収入は、第1項企業債8億2,820万円ほか、14億723万6,000円を計上いたしました。  次に、支出でありますが、第1款資本的支出は25億7,289万5,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して11億6,565万9,000円不足することになりますので、本文括弧書きに記載のとおり、財源補てんを講じたいというものであります。  次のページにまいりまして、第5条は、継続費は、自然環境浄化センターの建屋改築更新及び耐震工事委託として、平成22年度から平成23年度までの2カ年継続事業で、総事業費4億5,000万円を計上したものであります。  第6条債務負担行為は、ガス水道事業と同様に、マッピングシステムを導入したいため、下水道施設管理システム構築業務委託として、平成22年度から平成23年度の期間で、限度額5,326万2,000円を定めるものであります。  第7条から第11条までにつきましては、記載のとおりであります。  次に、本年度の主な事業について、予算に関する説明書で御説明いたします。
     704・705ページをお開きください。  第1款資本的支出、第1項第2目改良費中、1自然環境浄化センター建屋改築更新工事及び耐震工事委託1億5,400万円は、予算書第5条で御説明したとおりで、管理棟・汚泥監視棟の耐震化工事として、2カ年継続事業の初年度事業経費であります。  4鵜川6号雨水幹線改築工事6,000万円は、常盤台地内の浸水対策として、ポンプつきゲート工事を計上したものであります。6管きょ長寿命化計画策定業務委託は、年々老朽化している管渠設備について、既存施設を維持しつつ、適正な更新計画を策定するための委託料2,200万円を計上したものです。  下段にまいりまして、2項1目開発費3,313万2,000円は、予算書第6条で御説明しましたとおり、公共下水道施設について、マッピングシステムを導入するための業務委託です。  以上のほか、詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  最後に、議第30号平成22年度農業集落排水事業会計予算について、御説明申し上げます。  予算書では、721ページからであります。  農業集落排水事業につきましても、経営環境は、公共下水道事業と同様であります。有収水量の増加を図るため、供用開始区域の拡大に伴い、末接続世帯への加入促進に継続して取り組んでいることから、1月末の累計有収水量は、対前年同月比で1.4%増加し、収益面につきましても、1.8%増加をしています。平成21年度で、西山町中川地区の施設整備が完了することから、今後は、名実ともに本格的な維持管理の時代に入ることとなります。このため、各処理施設の老朽化に伴う維持管理経費の増加などにより、経営環境は極めて厳しくなると予想され、より一層の経営の合理化・効率化及び、負担の適正化に努める必要があると認識しております。  本年度の予算規模は、対前年度当初予算比29%減の15億3,982万1,000円で編成をいたしました。  それでは、予算書に従いまして、御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量であります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入について、御説明申し上げます。  第1款農業集落排水事業収益は、第1項営業収益として、集落排水施設使用料2億8,570万9,000円を初めとする、8億7,795万9,000円を計上いたしました。  次に、支出について申し上げます。  第1款農業集落排水事業費用は、汚水処理に係る第1項営業費用6億5,517万7,000円を初めとして、9億4,059万8,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入・支出差し引き額は、6,263万9,000円の収入不足で、消費税などを除く当年度純損失は4,370万円となります。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入でありますが、第1款資本的収入は、第1項受益者負担金2,804万1,000円ほか、2億8,859万6,000円を計上いたしました。  次に、支出でありますが、第1款資本的支出は5億9,922万3,000円を計上いたしました。  なお、資本的収入及び支出の減少要因につきましては、中川地区集落排水整備事業が、平成21年度で完了することによる事業費の減が主な理由です。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して3億1,062万7,000円不足することになりますので、本文括弧書きに記載のとおり、財源補てんを講じたいというものであります。  次のページにまいりまして、第5条、債務負担行為は、公共下水道事業と同様に、マッピングシステム導入に伴う下水道施設管理システム構築業務委託として、平成22年度から平成23年度の期間で、限度額2,743万8,000円を定めるものであります。  第6条から第9条につきましては、記載のとおりであります。  次に、本年度主な事業等について、予算に関する説明書で御説明いたします。  736・737ページをお開きください。  第1款資本的支出、第1項第2目改良費、1低コスト化施設更新支援事業1,750万円は、老朽化してきている各処理場施設について、機能診断を行い、今後の施設更新計画を策定するものです。  2処理場機能強化対策事業800万円は、機能診断に基づいた柏崎南部処理場の改築更新に係る実施設計費用を計上したものであります。  下段にまいりまして、第2項第1目開発費1,706万8,000円は、公共下水道事業と同様に、マッピングシステムを導入するための業務委託料であります。  以上のほか、詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。  続きまして、公営企業の中期経営財政計画の見直し結果について、お配りさせていただきました資料により御説明をいたします。  A4縦書きの用紙で、各会計の見直し内容について、概括的に記載をしたほか、各会計別に平成29年度までの財政計画をA3横でお示しをさせていただきました。  なお、工業用水道事業会計は、前回お示ししたものと変更がないことから添付を省略いたしております。  それでは、御説明をいたします。  ガス水道局所管5事業会計に係る現中期経営計画の財政計画は、平成20年12月議会で御説明をしたところでありますけれども、その後、ガス事業の民営化の延期及び、刈羽村を当市の給水区域に編入することが決定したことなどに伴う負担金収入が見込まれるなど、現計画内容の収支に大きな変動が生じることになりました。このため、以下のとおり、工業用水道事業会計を除く4事業会計の計画内容を見直しをさせていただきました。  まず最初に、各事業に係る共通事項等であります。  1番目として、ガス事業民営化を当面延期したことから、平成29年度までは、現5つの事業会計を運営するものとして策定をいたしました。このため、平成23年度以降における業務委託料等の共通経費の配分にガス事業が加わりますことから、各会計については、再算定をいたしております。  2番目に、刈羽給水に係る負担金収入32億円のうち、16億円は、水道料金の抑制に活用することといたしました。  3番目に、労務費の算定について、平成22年度は当初予算額とし、平成23年度及び24年度は給料の3%を削減することといたしております。  4番目に、労務費以外の一般経費につきましては、費目により2%から20%を削減をいたしております。  5番目に、水道事業は、刈羽村給水に係る負担金収入を活用することから、平成22年度に予定していた料金改定を3年間延期し、平成25年度に実施することと予定をいたしております。また、公共下水道事業及び農業集落排水事業は、平成24年度に料金改定を予定いたしております。  6番目に、建設改良事業費は、必要性及び緊急度を踏まえ、優先順位により計上いたしております。  なお、年度別の主な事業内容は、それぞれの財政計画の資本的支出の支出欄に記載のとおりであります。  それでは、各事業別に説明をさせていただきます。  A3の表をごらんになり、お聞きをいただきたいと思います。  最初に、ガス事業であります。  まず、平成22年3月に、原料費調整制度を導入した料金改定を実施いたします。平成21年のところに料金改定と表示がされております。  なお、国産天然ガスの購入単価の変更は、ないものとして算定をしております。  次に、ガス販売量でありますが、上から2つの項目の販売量という欄でありますが、これは、景気の低迷などにより、工業用等減少傾向にありますが、平成21年度の販売量の推移を踏まえ算定をし、営業活動に努めることにより、減少を極力抑えることとして、最終の平成29年度は、平成20年度に比べて約10万立方、0.3%の減と見込んでおります。  次に、企業債償還金であります。  企業債償還金の欄は、下から5行目に、企業債償還金という欄がございます。これは、災害復旧事業債の償還に伴い、平成22から平成29年度まで、高額で推移をしております。しかしながら、平成30年度には大幅に減少いたします。ここには記載がございませんが、平成29年度は9億7,297万1,000円の企業債の償還金が記載をされていますが、平成30年度は、ここの額が約3億4,000万円というふうに大幅に減少すると推定されます。  なお、企業債利息は、年々逓減すると見込んでおります。  次に、4番目ですけれども、減価償却費は、平成26年まで逓増していきますが、平成27年度以降は、逆に逓減をしていくというふうに見込んでおります。  続いて、水道事業であります。  水道事業は、まず最初に、平成22年5月1日から、西山地区及び高柳地区の料金体系を柏崎地区に統一いたします。  2番目に、有収水量は、人口減少等に伴い、毎年度1%以上の減少を見込まざるを得ない状況にありますけれども、刈羽村が平年ベースで約62万立方を加わることから、これを算定し、平成29年度は、平成20年度に比べ、約17万立方、1.4%の減と見込んでおります。  3番目に、刈羽村給水負担金のうち、料金抑制に活用する16億円の年度別補助額は、平成22年度及び平成23年度は、おのおの2億円、平成24年度から平成35年度までは、おのおの1億円と予定をしております。  4番目に、平成22年度及び平成23年度で、おのおの2億円、一般会計から補助を受けることから、平成22年度における料金改定を3年間延期いたします。したがって、次回の改定は、平成25年度に10%を予定し、次々回の改定、その次の改定は平成28年度を予定をいたしております。  なお、平成28年度における料金改定率は、原価計算期間が平成28年度から平成30年度となり、中期経営計画の策定年度を超えることから計算できませんので、現時点、つまり、平成25年度の単価での計算をいたしております。  5番目に、平成24年10月1日予定の刈羽村への給水以降における刈羽村の収益的収入及び支出、並びに、資本的収入及び支出の所要額を加えた算定をいたしております。  なお、刈羽村の平年ベースの収益的収支は、2,000万円程度の黒字になると見込まれております。  6番目に、川内ダム改良工事費15億円の財源として、電源交付金10億円を充てるなど、補助金の確保に努めることといたしております。  7番目に、減価償却費は固定資産増に伴い逓増し、企業債利息は逓減すると見込まれます。  続いて、公共下水道事業について、御説明いたします。  最初に、有収水量は、人口減少等に伴い、毎年度1%程度の逓減と見込まれざるを得ないことから、これを算定し、平成29年度は、平成20年度に比べて約82万立方、10.4%減と見込んでおります。  2番目に、収益的収入及び支出の改善を図り、安定した経営基盤を確保するために、平成24年度に10%の料金改定を予定いたしております。  3番目に、料金改定により、平成24年度から黒字に転じる見込みであります。  なお、企業債償還金の増加に伴う資本的収支不足額の補てん財源を確保するため、平成27年度以降に料金改定が必要になると見込まれますが、公共下水道事業及び農業集落排水事業の基本的な料金体系のあり方の検討が必要であることから、この計画では、平成24年度の料金で計算をしております。  この項目について、少し補足をさせていただきます。  企業債償還金の増加に伴う資本的収支の補てん財源ということを、私が今、申し上げました。  平成24年度の欄を見ていただきたいと思います。平成24年度の欄の下から4つ目、ここが企業債償還金です。そこから右の方にずっと目を動かしていただきますと、24、25、26が料金算定期間で24年度に10%上げますが、その後、27、28、29が、この企業債償還金がかなり増加しております。  この結果、そこから2つぐらい下に、資本的収支不足額という三角で表示した欄があります、そこの3年間の数字が、前の3年間よりも、かなりふえております。3年ごとで比較をしますと、この差は5億6,700万円であります。この資本的収支不足額が増加した場合の補てん財源というのは、最終的には利益剰余金、つまり、当期純利益であります。  それでは、当期純利益がどのように変化していくかといいますと、その上の方、収益的収支の欄を見ていただきたいと思いますが、中間あたりに、当年度純利益と書いた欄があります。この欄、24年から26年までの当期純利益をトータルいたしますと、1億3,300万円です。27年度から28年度の3年間をトータルしますと、2億8,700万円です。つまり、この期間で1億5,400万円財源がふえるということになります。先ほど、資本的収支不足額の欄では5億6,700万、財源が足らないというふうに申し上げましたので、これを差し引きいたしますと、4億円の、まだ財源不足が生じるということであります。このために、27年度には、資本的収支不足額の補てんをするために、料金改定をせざるを得ない状況になると想定されるというふうに申し上げました。  ただし、後段申し上げましたとおり、公共下水道事業と農業集落排水事業につきましては、料金統一を含め、その基本的な料金体系のあり方を十分検討する必要があるということから、現段階ではアップ率をここで表示することができませんので、平成24年度の単価で料金は計算をして、表示をさせていただきました。  前に戻ります。  4番目であります。柏崎地区と西山地区の料金体系の統一は、十分検討して決定する必要があることから、この計画では勘案をしておりません。ついては、平成24年度以降における料金収入は、2つの地区の現行料金収入に所要の改定率を乗じて算出いたしております。  5番目に、平成26年度以降の収益的収入及び支出に係る基準外繰入金は解消されるというふうに想定をいたしております。  6番目に、減価償却費は固定資産の増に伴い逓増し、企業債利息は逓減すると見込まれます。  最後に、農業集落排水事業について申し上げます。  有収水量は、人口減少の一方で、接続世帯の増加を考え合わせて算定し、最終の平成29年度は、平成20年度に比べて約6万立方、3.3%の増と見込んでおります。  2番目に、収益的収入及び支出の改善を図り、安定した経営基盤を確保するために、平成24年度に10%の料金改定を予定しております。  3番目に、これは、下水道と一緒でありますが、企業債償還金の増加に伴う資本的収支不足額に充てる補てん財源を確保するために、平成27年度以降に料金改定が必要になるものと見込まれますが、公共下水道事業及び農業集落排水事業の基本的な料金体系のあり方の検討が必要でありますことから、現段階では、その時点での料金単価で算出をしております。  4番目に、平成27年度以降の収益的収入及び支出に係る基準外繰入金は解消されると想定いたしております。  5番目に、料金体系の統一は、公共下水道事業と同様、十分検討して決定する必要があることから、現段階では勘案をしておりません。ついては、平成24年度以降における料金収入は、各地区のおのおのの現行料金収入に、所要の改定率を乗じて算出することといたしております。  最後、6番目、減価償却費は大きな増減がなく推移をし、企業債利息は逓減すると見込んでおります。  以上でございます。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第34(議第31号) 職員定数条例の一部を改正する条例 日程第35(議第32号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第36(議第33号) 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 日程第37(議第34号) 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第38(議第35号) 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償              に関する条例の一部を改正する条例 日程第39(議第36号) 公営企業経営安定基金条例 日程第40(議第37号) 社会福祉政策審議会設置条例を廃止する条例 日程第41(議第38号) 市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する              条例 日程第42(議第39号) 国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第43(議第40号) 後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
    日程第44(議第41号) 高柳町保健センター設置及び管理に関する条例を廃止する条              例 日程第45(議第42号) 西山町いきいき館設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例 日程第46(議第43号) 公民館条例の一部を改正する条例 日程第47(議第44号) 大崎温泉雪割草の湯設置及び管理に関する条例の一部を改正              する条例 日程第48(議第45号) 都市公園条例の一部を改正する条例 日程第49(議第46号) 公の施設の指定管理者の指定について(高柳コミュニティセ              ンター) 日程第50(議第48号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第51(議第49号) 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第52(議第50号) 教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を              改正する条例 日程第53(議第51号) 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正す              る条例 ○議長(斎木裕司)  日程第34 職員定数条例の一部を改正する条例から日程第53 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例まで、以上20件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。副市長。 ○副市長(山田哲治)  それでは、議第31号から議第46号まで及び議第48号から議第51号までについて、一括御説明申し上げます。  まず、議第31号について、御説明申し上げます。  本案は、職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  これは、組織機構改革に伴い、職員定数を見直したいものであります。  具体的には、市長の事務部局の職員の定数を744人から503人に、教育委員会事務局の職員の定数を107人から255人に、ガス水道局の事務部局の職員の定数を106人から97人に、消防の事務部局の職員の定数を142人から145人に、合計で1,120人から1,021人にいたしたいというものであります。  次に、議第32号について申し上げます。  本案は、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、本年4月1日施行の労働基準法の一部改正に伴い、地方公務員に関係する事項について、所要の改正を行いたいものであります。  具体的には、時間外勤務が1カ月について60時間を超えた職員には、その60時間を超えて勤務した全時間に対し、勤務1時間につき、勤務1時間当たりの給与額に100分の150を乗じて得た額を時間外勤務手当として支給し、時間外勤務代休時間を指定された場合において、当該時間外勤務代休時間に職員が勤務しなかったときは、60時間を超えて勤務した全時間のうち、当該時間外勤務代休時間の指定にかえられた時間外勤務手当の支給に係る時間に対しては、当該時間外勤務手当を支給することを要しないことといたしたいものであります。  次に、議第33号について、御説明申し上げます。  本案は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、職員の給与に関する条例の一部改正に伴い、一月60時間を超える時間外勤務をした場合の時間外勤務手当について、当該時間外勤務手当の一部の支給にかわる措置の対象となるべき時間として、正規の勤務時間の全部、または一部について、勤務することを要しない時間外勤務代休時間を指定することができるよう、所要の改正を行いたいものであります。  次に、議第34号について、御説明申し上げます。  本案は、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、職員の給与に関する条例の一部改正に伴い、育児短時間勤務職員に係る職員の給与に関する条例の読みかえ規定について、所要の改正を行いたいものであります。  次に、議第35号について申し上げます。  本案は、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、行政委員の委員報酬のあり方について検討した結果、公平委員会の委員長及び委員の報酬について、委員会開催状況や日々の活動実態等にかんがみ、月額を勤務1回につきに改正いたしたいものであります。  次に、議第36号について、御説明申し上げます。  本案は、公営企業経営安定基金条例の制定についてであります。  これは、上水道の給水に伴う刈羽村からの負担金32億円を原資として、公営企業の経営安定を目的とした基金を造成するため、条例を制定いたしたいものであります。  条例の概要について申し上げます。  第1条は、設置及び目的、第2条は、積立て、第3条は、管理、第4条は、運用益金の処理、第5条は、繰替運用、第6条は、処分、第7条は、委任について、それぞれ規定いたしております。  次に、議第37号について、御説明申し上げます。  本案は、社会福祉政策審議会設置条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、福祉、保健、医療分野においては、制度改正が頻繁に行われるとともに、各制度内容が、より専門化、高度化していく中で、各種の附属機関等が設置されることとなり、本審議会の必要性が薄れてきたこと、また、厳しい行財政運営の中で、附属機関等の整理、合理化が求められており、さらに、組織・機構改革により、本年4月から、子ども課の大部分の業務が教育委員会に移管されることから、本審議会の廃止を行いたいものであります。  なお、今後は、総合計画策定時における市民会議等を有効に活用することにより、福祉・保健分野における市民の総合的、横断的な意見を市政に反映させることといたしたいと考えています。  次に、議第38号について、御説明申し上げます。  本案は、市立児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、本年4月1日から、半田児童クラブ及び田尻児童クラブの追加受け入れ施設として借り上げている施設を、それぞれ2カ所目の児童クラブとして開設することに伴い、新設児童クラブの追加と既存児童クラブの名称変更を行いたいものであります。  次に、議第39号について、御説明申し上げます。  本案は、国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、国民健康保険税の医療分については、医療費の増嵩及び前期高齢者交付金の減少により、実質収支が大幅に赤字となること、支援分については、後期高齢者支援金の納付に要する費用に充てており、医療分とともに、応能・応益割合の見直しを行い、税率改正を行いたいものであります。また、介護分については、介護給付費納付金の納付の費用に充てるためであり、介護給付費納付金見込み額の増額に伴い、第2号被保険者の税率改正を行いたいものであります。このほか、後期高齢者医療制度に移行する被保険者の被扶養者の保険税軽減の特例期間を2年間から当分の間に改正するため、所要の改正を行いたいものであります。  次に、議第40号について申し上げます。  本案は、後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新潟県後期高齢者医療広域連合が、平成22年度以降の後期高齢者医療保険料の普通徴収における暫定賦課を実施しないことを決定し、同広域連合の条例を改正いたしたことから、本市の条例も所要の改正を行うため、附則に、第2条の3を追加いたしたいものであります。  次に、議第41号について、御説明申し上げます。  本案は、高柳町保健センター設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、高柳町事務所に隣接する消防署高柳分遣所及び高柳診療所は、ともに老朽化していることから、高柳町事務所に併設されている高柳町保健センターを当該分遣所及び診療所に転用するため、同センターを廃止いたしたいものであります。  なお、同センターの機能は、健康管理センター及び元気館に移行されております。  次に、議第42号について、御説明申し上げます。  本案は、西山町いきいき館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、本年4月1日から、西山町いきいき館内の入浴施設を廃止することから、所要の改正を行いたいものであります。  なお、附則第2項において、未使用の回数券を所持している方から、本年9月30日までの間に、当該未使用の回数券に係る料金の還付請求を受けた場合は還付することといたしております。  次に、議第43号について、御説明申し上げます。  これは、公民館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、本年4月1日から、高柳町公民館及び西山町公民館を廃止いたしたいことから、所要の改正を行いたいものであります。  次に、議第44号について、御説明申し上げます。  本案は、大崎雪割草の湯設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、施設利用者の利便性とサービスの向上を図るため、開館時間を午前10時から午前9時に1時間早めるほか、中学生の料金を小学生と同額にするとともに、個室使用料を減額するなどいたしたいものです。  なお、これらの改正については、事前に指定管理者である財団法人柏崎市観光レクリエーション振興公社とは協議済みであります。  次に、議第45号について申し上げます。  本案は、都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、有料公園施設としての駅前公園駐車場の廃止に伴い、所要の改正を行うほか、文言の整理を行いたいものであります。  なお、附則第2項において、未使用の回数券を所持している方から、本年9月30日までの間に、当該未使用の回数券に係る料金の還付請求を受けた場合は、還付することといたしております。  次に、議第46号について、御説明申し上げます。  本案は、公の施設の指定管理者の指定についてであります。  これは、高柳コミュニティセンターが本年4月1日に開館することに伴い、高柳地区コミュニティ振興協議会を指定管理者に指定いたしたいものであります。  なお、指定期間については、本年4月1日から平成27年3月31日までの5年間といたしたいものであり、これは、既に指定されている市内の各コミュニティセンターの指定期間に合わせております。  次に、議第48号について、御説明申し上げます。  本案は、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、中越沖地震の影響による財政状況にかんがみ、引き続き、本年4月1日から平成25年3月31日までの間、職員の給料は3%を減じて支給いたしたいものであります。  次に、議第49号について、御説明申し上げます。  本案は、特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  これは、昨年11月に発生した、元建築住宅課職員の公金詐欺事件に係る責任をとるため、市長の給料月額を100分の30、副市長の給料月額を100分の15、各一月減額いたしたいものであります。  なお、平成21年1月1日から平成24年12月5日までの間において実施する減額と合算すると、本年4月分の給料月額については、市長は100分の50、副市長は100分の30の減額となります。  次に、議第50号について、御説明申し上げます。  本案は、教育委員会教育長の給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、中越沖地震の影響による財政状況にかんがみ、引き続き、本年4月1日から、現教育長の任期満了日である平成23年10月29日までの間、教育長の給料は10%を減じて支給いたしたいものであります。  最後になりますが、議第51号について、御説明申し上げます。  本案は、企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、本年4月1日施行の労働基準法の一部改正に伴い、地方公務員に関係する事項について、所要の改正を行いたいものであります。  具体的には、議第32号で御説明した内容と同様でありますが、時間外勤務代休時間を指定された場合においては、給与を減額して支給しないことといたしたいものであります。  以上、何とぞよろしく御審議願います。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第54 議会改革に関する特別委員会の中間報告 ○議長(斎木裕司)  日程第54 議会改革に関する特別委員会の中間報告を行います。  議会改革に関する特別委員長の報告を求めます。真貝維義議員。 ○議会改革に関する特別委員長(真貝維義)
     それでは、議会改革に関する特別委員会の中間報告をいたします。  本委員会は、昨年9月定例会最終日、9月18日の本会議において、議員定数、議会費、議会活動のあり方と環境整備、議会基本条例、並びに、その他議会改革について、調査、研究を行うため設置され、同日、特別委員会を開催して、正副委員長の互選と議論の進め方にいて、協議したものであります。  昨年11月6日に、第2回の特別委員会を開催してから今日まで、8回の委員会を開催、本委員会の設置目的で、最初に議論することとなった議員定数については、本年2月定例会に報告ができるようにとの共通認識のもと、議論、協議を積み重ねてきました。  初めに、議員定数に関する各会派の考え方の共通認識としては、「多様な市民が立候補できることの配慮」、「地方分権改革に対応した議会の力の充実」、「多種多様な民意の反映」、「市民への議会の情報公開、積極的な広報・公聴」、並びに「市民参加を積極的に求め、議会の活性化を図る」ということを確認しました。  次に、議員定数を維持すべきとする意見として、社会情勢に関しては、「高柳町、西山町合併による議員の実質的な削減と市域の拡大」、「原発立地への対応、議会における原発の比重」、「人口に基づく議員定数の決定」、「編入合併地域の振興」、「行政、議会に対する市民の不信の払拭」、「組織・団体のない者の立候補の困難」、「過疎地の議員の減少」、並びに「他市議会の削減との比較は無意味」との意見が、議会活動・議員活動における対策に関しては、「肥大化する行政需要、市民要望の多様化に対応する議会の力の確保」、「行政に対する監視・監督機能の確保」、「市民の信頼感を高める議会改革」、「議会と議員の役割の確認、誠実な議会活動の展開」、並びに「議会の権限の活用、政策立案能力の向上」との意見が、市行財政の現状に関しては、「厳しい財政に対応した議会費の削減」、「構造改革路線からの決別」とした意見がありました。  また、議員定数を削減すべきとした意見として、社会情勢に関しては、「全国・県内他市議会における削減の現状」、「市の人口減少、職員数の適正化」、「定数30人とする根拠がない」、「市民の削減を求める声」、「客観的に妥当な議員定数は不明であるが、他市議会の動向・歳出削減の必要性」、並びに「立候補者数の減少」との意見が、削減後の議員定数に関しては、「6人減の24人」、「8人減の22人」、「民意をもって削減」、「削減はやむなし」との意見が、議会活動・議員活動における対策に関しては、「議員の複数常任委員への就任」、「全市的な活動のできる議員の確保」、「少数精鋭による議員の資質の向上・努力」、「効率的な議会運営」、「議員の役割を改革、明確化による市民の声の聴取」、並びに「市民参加による小さな議会」との意見が、市行財政の現状に関しては、「平成23年度以降の財政逼迫」、「厳しい財政状況、行政運営への対応」、並びに「行財政改革への貢献」との意見が、あわせて、IT等情報環境、コミュニティ組織等の整備進展に関しては、「情報の取得・伝達の手段向上」との意見がありました。  議員定数について、現状を維持すべき、定数を削減すべきという2つの意見に分かれ、本特別委員会としては統一した意見の取りまとめには至りませんでした。  以上、これまでの審議の経過等について、概要を述べましたが、議会の力の充実、民意の反映、議会の情報公開と積極的な広報・公聴活動、また、市民参加により議会の活性化を図る必要性という観点では、共通した認識を持っており、今後、引き続き議論、協議を重ねることとしている議会活動のあり方と環境整備、議会基本条例等についての検討の中で、さらに議論を積極的かつ建設的に積み重ね、最終的な提言ができるように努力する決意であり、議員各位の御理解をお願いを申し上げ、中間報告といたします。 ○議長(斎木裕司)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  質疑を終わります。  お諮りします。  ただいまの議会改革に関する特別委員会の中間報告について、了承することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、議会改革に関する特別委員会の中間報告は、了承することに決定いたしました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(斎木裕司)  以上で本日の日程は、全部終了いたしました。  お諮りします。  議事の都合により、2月24日から2月26日の3日間は、休会にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎木裕司)  御異議なしと認めます。  したがって、2月24日から2月26日までの3日間は、休会とすることに決定いたしました。  本日は、これで散会いたします。                午後 4時49分 散会 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――               総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名      │議決の結果 ───────┼───────────────────────────┼─────  議第  1号│平成21年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳入全│原案可決        │款、歳出2款、4款2項、9款、12款、並びに第2表、第│        │3表、第4表                     │  議第 47号│平成21年度一般会計補正予算(第13号)のうち、歳入全│原案可決        │款、歳出2款、8款5項                │  議第  9号│職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例      │原案可決  議第 10号│原子力発電施設等立地地域特別交付金事業基金条例    │原案可決  諮第 13号│新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減│原案可決        │少及び規約の変更について               │    審 査 月 日   平成22年 2月22日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                              平成22年 2月22日   柏崎市議会議長  斎 木 裕 司 様                        総務常任委員長  荒 城 彦 一         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               厚生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名      │議決の結果 ───────┼───────────────────────────┼─────  議第  1号│平成21年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳出3│原案可決        │款、4款1項                     │  議第 47号│平成21年度一般会計補正予算(第13号)のうち、歳出3│原案可決        │款                          │  議第  2号│平成21年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)│原案可決        │平成21年度老人保健特別会計補正予算(第3号)    │  議第  3号│平成21年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) │原案可決  議第  4号│新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数│原案可決  議第 14号│の減少及び規約の変更について             │原案可決    審 査 月 日   平成22年 2月19日    出 席 委 員   7人     欠 席 委 員   0人                              平成22年 2月19日   柏崎市議会議長  斎 木 裕 司 様                        厚生常任委員長  笠 原 浩 栄         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              文教経済常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第  1号│平成21年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳出│原案可決        │5款、6款、7款、10款、11款1項        │  議第 47号│平成21年度一般会計補正予算(第13号)のうち、歳出│原案可決        │7款、10款                    │  議第 11号│体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例│原案可決    審 査 月 日   平成22年 2月22日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                              平成22年 2月22日   柏崎市議会議長  斎 木 裕 司 様
                         文教経済常任委員長  若 井 洋 一         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              建設企業常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第  1号│平成21年度一般会計補正予算(第12号)のうち、歳出│原案可決        │8款、11款2項                  │  議第 47号│平成21年度一般会計補正予算(第13号)のうち、歳出│原案可決        │8款(5項を除く)                 │  議第  5号│平成21年度ガス事業会計補正予算(第4号)     │原案可決  議第  6号│平成21年度水道事業会計補正予算(第4号)     │原案可決  議第  7号│平成21年度公共下水道事業会計補正予算(第3号)  │原案可決  議第  8号│平成21年度農業集落排水事業会計補正予算(第3号) │原案可決  議第 12号│特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例      │原案可決  議第 15号│二級河川の指定について(神成川)          │原案可決  議第 16号│財産の取得について(土地)             │原案可決  議第 17号│市道路線の廃止について               │原案可決  議第 18号│市道路線の認定について               │原案可決    審 査 月 日   平成22年 2月19日    出 席 委 員   7人     欠 席 委 員   0人                              平成22年 2月19日   柏崎市議会議長  斎 木 裕 司 様                      建設企業常任委員長  池 田 千賀子 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する     柏崎市議会議長   斎  木  裕  司     署名議員      笠  原  浩  栄     署名議員      遠  藤     清...